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ソフィーの世界 下: 哲学者からの不思議な手紙

ソフィーの世界 下: 哲学者からの不思議な手紙

ソフィーの世界 下: 哲学者からの不思議な手紙

作家
ヨースタイン・ゴルデル
須田 朗
Jostein Gaarder
池田香代子
出版社
NHK出版
発売日
1997-10-01
ISBN
9784140803325
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ソフィーの世界 下: 哲学者からの不思議な手紙 / 感想・レビュー

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moshi

一気に読んでしまった…「哲学史ファンタジー」だなんて、異色すぎるでしょ。一通の手紙から始まる少女と謎の哲学者との哲学講座が、どんどんファンタジーになっていく。そしてミステリー。ちなみに私も子どもの頃、自分は本当は本の中の人間で、常に誰かに読まれてるんじゃないかってよく思ってた。哲学もファンタジーもミステリーも楽しかったのだけれど、ラストはどう受け止めていいのかわからない。読み終わった直後の感想としては、切ない。

2019/01/04

羽雪*hane**

初めて読んだのは、中学か高校の頃。哲学と読書が好きになるきっかけになった本。大人になった今、また読みなおしてみたい。最初の頃みたいに、時間かかってもワクワクしながら読めるかなー。

S.コーニック

ページを開くたび、読まれるたびに、ソフィーはきっと喜んでくれると思う。それが彼女という存在なのだから。

2023/02/02

camus

ソフィーはアルベルトの思考の産物で、アルベルトやヒルデは筆者の思考の産物という入れ子状態。バーチャル世界のキャラクターとか機械が意思を持って人間に反旗を翻す、SFだとそんな話になるんでしょうか。ちょっと不謹慎だけどソフィーやアルベルトが最後に自殺したら面白いなあと読んでるときは思ってしまった。そういう筆者の思惑を越えた突飛な行動を起こそうとするっていうのがサルトルやニーチェの最終的な自己完結手法ですからね。この本は哲学の入門書というよりは色々聞きかじった後に思考を整理するために役立つ本だと思います。

2015/12/25

圓子

入れ子構造の融合。ヒルデが書いているのかと見せかけて、「見えない種族」として存在し始めるラスト、天晴れ。

2014/03/01

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