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私が殺した少女 (ハヤカワ文庫JA)

私が殺した少女 (ハヤカワ文庫JA)

私が殺した少女 (ハヤカワ文庫JA)

作家
原りょう
出版社
早川書房
発売日
1996-04-01
ISBN
9784150305468
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私が殺した少女 (ハヤカワ文庫JA) / 感想・レビュー

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Tetchy

物語は実に淀みなく、起こりうるべきことが起き、そして巻き込まれるべき人が巻き込まれ、そして沢崎もまた行くべきところを訪れ、全てが解決に繋がっていく。じっくり練られた文章は更に洗練され、無駄がない。ウィットに富んだ比喩が的確に状況を、登場する人物の為人を描写する。私が前作を読んだのは11年前。30代だった。その時の私とはこのシリーズを読んだ心持はいささか異なっている。次に出逢った時、私は沢崎にどのような感慨を抱くだろうか。沢崎は変わらない。ただ私が変わるのだ。私がどう変わったかを知るためにまた数年後繙こう。

2019/05/26

kaizen@名古屋de朝活読書会

直木賞】登場人物に人間味があり、推理小説として読むのに良い。音楽、家族、探偵、警察。題材が悲惨なのは、筋書き上仕方ないのかもしれない。家族とは何かを表わそうとしている。あちこちが中途半端にも見える。それが家族なのかもしれない。結末の急激な展開は推理小説としてはやむを得ないのだろう。主人公の別の題材を読みたくなった。第一作を読もう。

2014/04/17

おしゃべりメガネ

日本ハードボイルドの金字塔的作品と思います。とにかく文章の流れが別格です。会話のテンポ、情景描写、登場人物の心理、すべてにおいて一文字一文字がまったく無駄がなく、今シリーズを読むとしばらくは他のハードボイルド小説に手がいかなくなるくらい秀でています。決して他のハードボイルド作品や作家さんのレベルが低いワケではなく、原寮さんが別次元にいるのだと感じます。とにかく寡作な方なので、なかなか本数を読むことはできませんが、「沢崎」シリーズは時の流れを多く経過した今もなお、まったく色褪せてはいない完璧な作品です。

文庫フリーク@灯れ松明の火

原尞さん第2作目。最初のページは「父の霊に捧ぐ」1行のみ。依頼人の自宅へ出向いた沢崎は、その家の11歳の娘・天才バイオリニスト真壁清香の誘拐共犯容疑者として警察に拘留される。警察の介入知るための囮として使われた沢崎は、誘拐犯の指名で身代金を運ぶ役に。警察の追跡振り切るためファミレス・ファーストフード店を何軒も電話一本で移動させられ、挙句、駐車場で後頭部に強い一撃受けて意識喪失・身代金の入ったスーツケースは消える。そして再び電話で呼び出された火災で全焼した老人ホームの排水溝で、痛ましく損傷した清香の遺体を→

2019/01/17

遥かなる想い

文体がよい。初めて読んだ作者だが、読者を引き込む わざを持っている。

2010/04/26

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