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マルドゥック・アノニマス 8 (ハヤカワ文庫JA JAウ 1-25)

マルドゥック・アノニマス 8 (ハヤカワ文庫JA JAウ 1-25)

マルドゥック・アノニマス 8 (ハヤカワ文庫JA JAウ 1-25)

作家
冲方丁
出版社
早川書房
発売日
2023-05-23
ISBN
9784150315498
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マルドゥック・アノニマス 8 (ハヤカワ文庫JA JAウ 1-25) / 感想・レビュー

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chiseiok

巻頭6ページ(!)に渡って紹介される異常な量のキャラ。バロットとウフコックの行く末が気になるだけの自分には、モブ系エンハンサーのキャラ把握は苦行以外のナニモノでもない。人物紹介と相関図とマップ、それぞれに付箋付けて本文と行ったり来たり…それでもなお新参キャラには「こいつ誰?」と。これだけ戦闘描写に分量を割くなら、せめて見開き2ページ分くらいにキャラ間引いて欲しかった(笑)。めちゃストレス感じながら読んだけれども、本筋でおっきな動きがあったりするもんだから、うむむ結局シリーズ最後まで付き合うんだろうなぁ…。

2024/04/21

えも

今号はほとんど、ハンター達と、彼らに反旗を翻したエンハンサー達の戦いに終止する。もう、ビックリ人間大集合▼しかし、ハンター達が悪役じゃなく、いい人達に見えてくるね。最終章までは▼次号は政治家となったハンターとバロットの頭脳戦を、激しく期待します。

2023/07/26

りー

この巻はびっくり人間(エンハンサー)大集合。ハンターがダウンしている間に起きた内部抗争に決着がつき、ハンターが議員当選するまで。内臓が溶けたり身体が千切れたり、げっそりする描写の連続で、正直もう読むのが嫌だなぁとと思いました。しかし、ハンターの内部抗争は議員当選後、09法案そのものの正当性を問う形で手痛い一矢としてオフィス側に帰ってきた。クローバー博士の指摘通り、ここから先はバロットが学んだ法の世界での仁義無き戦い。それが読みたくて読んでいるのよ!

2023/05/29

活字スキー

“一匹のネズミがその生をまっとうし、価値ある死を獲得する物語”はその終幕に向かってなお激しくうねり狂う。一冊ほぼ丸ごと、シザース陣営へ攻勢をかけるハンター陣営の総力戦。シティの東に位置するマルセル島全域で多数のエンハンサーが入り乱れたバトルに次ぐバトルでお腹いっぱい。美女と野獣な〈戦魔女〉のお姐さんたちやキモさしかない〈ミートワゴン〉、新技ダブルギフトと見所は多いが、何気にあちこちで矢印が交差する中、バジシルがまさかの急展開……!?

2023/06/02

Mc6ρ助

『《ああ。金持ちどもは合法的だから雲まで届くビルを建てられて、おれたちは違法なことしかできないからストリートに縛りつけられたままだ。 そうだろう、ハンター?》(p114)』あ〜もうお腹一杯のバトルゲーム、ここでの皆さんの感想を見てそういえばお葬式だっけ、これでまた一つ円環が閉じたのかと思い至る。いつかのどこかの都市の物語、思考様式が実はすっかり日本人なのにふと思い至る。(WHOの統計に乗らなくなった日本、上級国民は皆と違うことに居心地が悪くないんだ。統計で比較できないことに違和感を持つ爺さまが古いのか?)

2023/05/27

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