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青葉繁れる

青葉繁れる

青葉繁れる

作家
井上ひさし
出版社
文藝春秋
発売日
1973-08-01
ISBN
9784163028705
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ジャンル

青葉繁れる / 感想・レビュー

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AICHAN

図書館本。著者が在学した仙台一高を舞台にした青春物語。一高は東北第一の進学校だが校風はバンカラで自由。その一高の学生生活がリアルに描かれていて懐かしかった。というのも私は、その一高のライバル校(同じくバンカラ)に在学していたのだ。両校は毎年、野球の定期戦を行うなどライバル視し合っていた。その影響で生物部までがソフトボールの定期戦を行っていた。一高の生物部は大生物部と“大”の付く偉そうな生物部だが、ソフトボールでは我が母校とどっこいどっこいだった。試合の監督は私だった。私はその高校の生物部の部長だったのだ。

2016/12/13

ロバくん

1974年に刊行で物語は昭和20年代末。 仙台の男子高校3年の劣等性5人の春から冬の初めまでのお話し。とにかく異性に対する関心が面白い。かなり羽目を外すしていますが悪いヤツらではない。恐らくまだ将来が見えずにいるのだと思う。そんな彼らがいろいろと経験し、ひとと関わることで、発見し、理解し、成長していく。それらは教えられるのでなく、自ら悟り、学んだものであり、その価値は大きく貴重だと思う。このときのことを反省し後悔するときがくるかもしれませんが、さらに年月が経てば、きっとよい思いでになるのでしょう。

2016/09/09

羊男

★★★★

1977/05/06

1977年から

1978年

mitsuhiro

昨年(2023年)暮れに亡くなった学生時代の恩師が、僕の学生時代のコンパだか、なんだかの席上で、この作品に出てくる学生生活が、自らの体験そのものであると話しておられたことが、何故か僕の記憶に残っていて、この度、どうしても読んでみたくなって、確か、どこかにしまっていたはずと、探し出してきて、40年も前に買って読まずにおいていたものを、恩師の供養と言ってはおかしいが、恩師の学生時代というものを想像しながら、読んでみた。 同じ頃、吉里吉里人も買ったまま放置していたが、本作品と並行して読み始めた。…字数が尽きた泣

2024/03/21

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