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嬉しうて、そして…

嬉しうて、そして…

嬉しうて、そして…

作家
城山三郎
出版社
文藝春秋
発売日
2007-08-18
ISBN
9784163694108
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嬉しうて、そして… / 感想・レビュー

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よし

筆者、晩年のエッセイ。あとがき「筆一本で生きた父。根幹にあるのは、戦争体験からくる大義のあり方。組織と個人の かかわり方。」晩年の娘との2ヶ月がたまらなく濃密であった。

2020/11/03

マーク

29 メルカリ販売→飛ばし読み。ダブリン市民。白い犬とワルツを。

2019/05/07

戦争末期に伏龍特攻隊として訓練・戦争を経験した城山さんの海軍時代の日本のこと、当時の自己犠牲の気持ち、また現在の社会に対して、政治に対しての思いがコラム形式で書かれており大変読みやすかった。大変な時代に生きた方の意見だけに重厚感があるのにわかりやすく書かれていた為すんなりと頭に入ってくる。「政治家は命がけでやらねばならない」という考えは今の時代に通ずることであり声を大にして言いたくなるように思う。

2013/02/11

tko

政治と金について30年以上も前のリクルート事件に城山氏が怒っている。エリートたちはなぜ堕落したか。政治家になることは財産を失うこと、全身全霊を捧げて国事に尽くすものだ。今日の裏金問題だ。哀しいかなこの国の政治は過去を学んでいない。 浜口雄幸、広田弘毅らの再来を願うばかりだ。 ダブリンは良い街だ。アイルランドにもう一度行きたい。『ダブリン市民』、『白い犬とワルツを』後で読もう。

2024/02/07

ミッキー

改めて著者の生きる為に変遷があったということを気付きました。テーマが生死、恋愛でなくとも文学は出来る。そして文学は人に寄り添い、生きるための助けになるのだと思いました。最期の文章は、もう生き切りましたという感じでしみじみしました。枯野を駆け巡るというのではなく、辛抱してきた人のコメントという感じです。

2014/04/20

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