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播磨国妖綺譚

播磨国妖綺譚

播磨国妖綺譚

作家
上田早夕里
出版社
文藝春秋
発売日
2021-09-27
ISBN
9784163914350
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播磨国妖綺譚 / 感想・レビュー

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ポチ

蘆屋道満の末裔と道満に仕えた式神とで妖と対峙するのだが、派手な戦いはなく優しく温かく解決していく。爽やかな作品。まだまだ謎が多く、続編を楽しみに待ちたいです。

2021/10/11

イツキ

陰陽師と薬師の兄弟のもとに先祖である蘆屋道満に仕えていた式神が現れというところから始まる陰陽師もの。ですが妖怪や陰陽師同士での戦いなどが繰り広げられるわけではなく、農民などの平民たちの生活に寄り添った薬師としての働きや無念を残した亡霊の話を聞き無念を晴らすといった心温まるような穏やかな話が多く新鮮でありながら面白く、優しい気持ちになる物語でした。式神や蘆屋道満の謎などは残ったままなので是非続編が出てほしいです。

2021/10/08

凛風(積ん読消化中/今年はジェフリー・ディーヴァー)

面白い!さすが上田さんの陰陽師ものは一味違います。律秀と呂秀の兄弟。兄は薬師で弟は僧。弟の呂秀は薬草は育てられるが、それを薬として処方できるのは兄の律秀。兄は陰陽師として強い呪力を持つが、魔は見えない。逆に弟には見えるし、式神も持ってはいるが、兄のような力はない。このバランスが絶妙で、面白い。そして基本にあるのが、物の怪と人では存在の理が違う、ということ。だから易々と意思が通じたりはしない。この分かり合えないもの同士のスタンスがまたいい。短篇6編の全てが怪異というわけでもなく、上田さんならではの魅力満載。

2021/10/09

kibita

傑作SF「華竜の宮」で衝撃を受けた身として、前のめりで読み出した。しかも蘆屋道満の末裔兄弟の陰陽師ものとあれば。しかし、派手な活劇はない。期待はずれかと思いきや穏やかで心温まる「白狗山彦」など、端正な文章で情景が浮かびあがり、じわじわ引き込まれていく。優しいお話でした。

2021/10/16

ちゃちゃ

バランスのとれた兄弟が仲良しでいいな。温かい物語だなと感じました。

2021/10/17

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