大前粟生「恋ってよくわからない 悩んでもがくむきだしの恋愛小説」『きみだからさびしい』インタビュー 恋愛感情は一方的で、思いを向けられた相手からすれば、時に暴力的ですらある。そんな好意の加害性を自覚しながら、なぜ人は人を好きになるか。これは恋愛というよくわからないものに、誠実に向き合った小説だ。 (取材・文=野本由起撮影=佐藤 亘(文藝春… もっと見る