幽霊の目撃談から、その真相を追い求める男が辿り着いたのは? 『ジェノサイド』著者・高野和明による11年ぶりの長編小説『踏切の幽霊』 人が死んだらいったいその魂はどこへ行ってしまうのだろう、と考えたことはないだろうか。昨日まで確かにあったはずの心は、記憶は、本当に肉体とともに跡形もなく無に帰してしまうのだろうか。欠片でいいから、何かが残っていてほしい。そう願う人が一人で… もっと見る