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お弁当デイズ 夫と娘とときどき自分弁当

お弁当デイズ 夫と娘とときどき自分弁当

お弁当デイズ 夫と娘とときどき自分弁当

作家
たかぎなおこ
出版社
文藝春秋
発売日
2023-09-26
ISBN
9784163917559
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「お弁当デイズ 夫と娘とときどき自分弁当」のおすすめレビュー

お弁当を食べた夫から「ごちそうさま」メール。デビュー20周年のたかぎなおこ氏に学ぶ、お弁当を通して家族円満になる秘訣

『お弁当デイズ 夫と娘とときどき自分弁当』(たかぎなおこ/文藝春秋)

「子どもの頃、どんなお弁当を食べてたっけ?」

『お弁当デイズ 夫と娘とときどき自分弁当』(たかぎなおこ/文藝春秋)の冒頭、作者のたかぎなおこ氏が幼稚園生時代に食べていたお弁当のことを思い出す場面があり、ふとそう思った。作者によると、幼稚園で毎日何をしていたかはよく覚えていないが、お昼に食べた、母親の作ったお弁当の記憶は鮮明に残っているそうだ。私はと言えば小学生の頃に食べたお弁当の中身もよく覚えていない。お弁当についての最初の記憶は、年の離れた妹の運動会を見に行ったとき、家族みんなで食べたお弁当だ。特におにぎりや卵焼きがおいしくて、その味は今も覚えている。お弁当に対する最初の記憶が人によって異なることに驚きつつ読み進めると、本書はお弁当を介して作者の人生を描いたコミックエッセイだということに気づいた。幼少期に強く印象に残ったお弁当は、今の作者の人生や性格をも映し出すのだ。

 ここで作者のたかぎなおこ氏について触れたい。彼女のコミックエッセイで特に有名なのは、ひとり暮らしをしていた長い月…

2023/11/23

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お弁当デイズ 夫と娘とときどき自分弁当 / 感想・レビュー

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Ikutan

20周年記念第二弾は、お弁当にまつわる楽しいお話。子ども時代や駅弁のエピソードは食いしん坊のたかぎさんらしさがいっぱい。でも、むーちゃんは、食が細くてこだわりもあるようで、幼稚園のお弁当作りでは悪戦苦闘ですね。むーちゃんの食べっぷりに一喜一憂。色々工夫しつつ、それでも楽しんで作っているのがいいね。そして今回も協力的で、感謝の言葉を忘れないおつぐやんとの関係に、ほのぼのさせられます。肉(豚バラ)と米ぎっしりになっちゃうのは分かるけれど、健康的にどうなのって思っていたので、あとがきにやっぱりねと笑っちゃった。

2023/11/10

むーちゃんのお弁当づくりに悪戦苦闘するたかぎなおこさん。メニューがマンネリ化しても食べてもらえないし、よかれと思っても好きじゃなかったりするし、凄く子供のために考えていて、読んでいるとお弁当を毎朝作ってくれていた母への敬意と感謝が生まれました。ちくわの無限の可能性も凄いです。

2023/10/08

どあら

たかぎさん、日々頑張ってて凄いです❗ 我が家は娘が高校生になってからお弁当作りをスタートして、3つ下の息子が高校を卒業しても旦那の弁当を去年まで作っていましたが作らなくて良くなったら寝坊し放題で怠けてます…😁

2023/11/06

よこたん

自分が子どもだった頃の母作のお弁当の思い出と、親となって息子のお弁当作りに悪戦苦闘した日々の思い出が、この本と重なった。お弁当あるあるが炸裂していて楽しい。おかず何を入れようか?が脳内でエンドレスに続く。娘ちゃんのちまちまおかずの影響(しわ寄せともいう)を受けがちな夫弁当。何が入っていようと寛容で、感謝の言葉を常に忘れない素敵な夫さんだなー。うちの子は幼稚園でお弁当が食べられなかった時期があり、先生の家庭訪問にまで発展し、当時悩みに悩んだ。今では笑い話に。そして自分だけのお弁当は超テキトーになりがち(笑)

2023/12/11

anne@灯れ松明の火

新着チェックで予約。大好きなたかぎさんの新作。娘のむーちゃんも、もう幼稚園(出版時には小学生だって)よその子は早いというが、本当だ。小さな幼児と大食漢(笑)の旦那さん・おつぐやんさん。両方のお弁当作り、大変だなあ。でも、楽しさが伝わる描き方で、読むと幸せ気分♪ おつぐやんさんが、マメに感謝の気持ちを伝えてくれるのが素敵。別階で同居になったお義母さんとも仲良くやっておられて、理想の嫁姑♪ 巻末に、デビュー20周年プロジェクトの紹介。原画展などのイベント企画中だそうだ。出身地三重でもやってほし~い!

2023/11/28

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