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ひかりナビで読む 竹取物語 (文春文庫 お 65-1)

ひかりナビで読む 竹取物語 (文春文庫 お 65-1)

ひかりナビで読む 竹取物語 (文春文庫 お 65-1)

作家
大塚ひかり
出版社
文藝春秋
発売日
2013-12-04
ISBN
9784167838980
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ひかりナビで読む 竹取物語 (文春文庫 お 65-1) / 感想・レビュー

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美登利

大塚さんの古典の紐ときは面白く、古めかしい物語が、まるで今も通じるような物語へ変化し、いきいきとします。現在かぐや姫の映画が上映中ですが、この本の中にも姫の犯した罪という一節がでてきて、もしかしたら同じなのかな?と思いました。他にも古典文学についてのエッセイも少しでてきて解釈が面白いです。外国の童話でも同じように古典もある意味、ただの物語ではなく残酷さ卑猥さもたくさん含まれているようです。それが今日まですたれない原因のひとつなのかもしれません。

2013/12/25

瀧ながれ

「かぐや姫」になっちゃうと、どんどん簡単になってしまうけど、原文(といっても、写ししか残ってないわけですが)を丁寧に読み解くと、比喩や駄洒落の多い複雑な物語だとわかってとてもおもしろい。かぐや姫って、デレのないツンデレですな。後半の古典エッセイも、ひとつひとつは短いけど読み応えあり。『源氏物語』を、注目すべきところを注目して、きちんと読みたくなります。

2014/06/16

りんりん

古典入門編。そうそう、「竹取物語」はこういう物語だったと思いつつ、読了。「かぐや姫の物語」ももう少し原典に忠実に描いて欲しかったなあ。

2013/12/23

あいくん

☆☆☆竹取物語のストーリーには親しんでいますが、丁寧に読んだことはあまりありません。竹から生まれたかぐや姫が五人の貴公子からの求婚に対して難題を吹きかけ、貴公子たちが失敗します。 帝の求婚にもかぐや姫は応じません。 天人たちを迎えうつ帝の軍勢は不思議な力のために戦意をなくします。 かぐや姫は天に帰っていきます。 竹取物語は源氏物語の百年前の作品です。 最初の物語とされています。 平安時代には儒教思想が普及していないので、主従関係も絶対的なものでありません。

2016/07/06

sonettch

「世代や時代を超えて人を惹きつける『竹取物語』の魅力の源泉はどこにあるのか。/この本はそんな思いを胸に、原文の味とリズムを生かした逐語訳です。」原典に当たるにしても原文を読めるほどの文法知識や背景知識も私にはないので、解説も充実している本書はありがたかった。結果としては、『かぐや姫の物語』はかなり原典に忠実だということがわかったし、原作との違いすなわち高畑監督の創作部分もわかったので、すっきりした。

2014/01/13

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