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高座の上の密室 (文春文庫 あ 47-4)

高座の上の密室 (文春文庫 あ 47-4)

高座の上の密室 (文春文庫 あ 47-4)

作家
愛川晶
出版社
文藝春秋
発売日
2015-06-10
ISBN
9784167903879
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高座の上の密室 (文春文庫 あ 47-4) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

神楽坂謎ばなしその2。中篇が2本。ようやく謎解きらしい話になってきてイイ感じ。鈴虫の鳴き分けを生で見てみたいものだ。

2015/06/24

nyanco

いきなり席亭代理になった希美子、前作では戸惑いばかりだったのが、本作では寄席の様子にも徐々に慣れてきた様子が感じられ、その分、周りを見ることが出来てきた感じがとても良かったです。寄席は落語ばかりではないということを気づかせてくれた点でも非常に面白い。初の大神楽小説、いいですね~ なかなか足を運べない寄席という場所に、行ってみようかな…という気持ちにさせてくれます。ミステリーとしても面白く、良心の馴れ初めを探ったり、篭脱けの謎解きがあったりと楽しませてくれました。続→

2015/07/09

真理そら

寄席の世界にも少し慣れてきて、幼いころの記憶と現実が少しずつ結びついてきて2か月の出向だけでは済まない雰囲気になってきている。「私は岸本寅市の娘です」なんて啖呵切っちゃって…大丈夫か希美子さん。表題作は確かに「密室」ではあるものの奇術のネタ明かしと絡めた謎解き。太神楽を扱った「鈴虫と朝顔」はいろいろ感動的なお話。

2019/08/03

ぶんこ

神楽坂シリーズ2作目でした。希美子さんが寄席の世界に魅入られていくのが楽しい。読んでいると寄席に行きたくなります。色物の意味もわかり、間近でみたくなります。太神楽の世界には落語ほどの薀蓄も人脈もなかったようで、親しい落語家さんに紹介していただいて、この本ができたようです。だからなのか、いつものかじょう?な薀蓄が少ない分読みやすかったです。また、大好きな猫、しかも人懐こくて賢いマコちゃんが可愛くて、太神楽の傘の周りを歩く姿を見たかったぁ。

2018/01/11

したっぱ店員

1冊目でおおむね説明も終わり、いよいよ本格的に落語話??と期待したら、今回は手妻と太神楽でちょっと残念。とはいえ、前巻ではそのとんちんかんぶりにイラっとさせられた主人公も随分収まってきて、ストーリー展開も面白くなってきた。他作品の師匠たちの名前がちらっと登場もうれしい。主人公の彼氏があんまり好きになれないので、このまま希美子には席亭としてがんばってほしいな。次も楽しみ。

2015/07/06

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