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銀翼のイカロス (文春文庫 い 64-8)

銀翼のイカロス (文春文庫 い 64-8)

銀翼のイカロス (文春文庫 い 64-8)

作家
池井戸潤
出版社
文藝春秋
発売日
2017-09-05
ISBN
9784167909178
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「銀翼のイカロス (文春文庫 い 64-8)」のおすすめレビュー

「半沢直樹」大ヒットを決定づけた“伏線回収”まとめ! 「詫びろ詫びろ詫びろ…」からの?

『日曜劇場半沢直樹 公式ブック』(講談社:編/講談社)  最終回の世帯平均視聴率が32.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と、新シリーズもまた社会現象を巻き起こしたドラマ「半沢直樹」。作中では、華麗な伏線回収を連発して、多くの視聴者に爽快感を与えてくれた。この記事では、数多くの伏線回収の中でも、特にスッキリした伏線回収劇を紹介していこう。    まずは、伊佐山(市川猿之助)の「詫びろ」8連発。第2話で、半沢(堺雅人)に向かって、「詫びろ詫びろ詫びろ…」と8連発をかまし、その異様さが大反響を起こした。台本には「詫びろ」は1回のみだったが、猿之助のアドリブで8連続に切り替えたようで、この憎たらしいキャラが大好評を博し、7年ぶりの「半沢直樹」を序盤から一気に盛り立てた。    そして伊佐山は、第4話で半沢に「倍返し」を食らうと、上司の三笠副頭取(古田新太)から、「詫びろ 伊佐山 詫びろと言っているんだ。伊佐山!」などと、「詫びろ」まで返されることに。爽快感抜群の逆襲成功に、ネット上では「うわぁ…詫びろがここに伏線としてくるか…」「詫びろって伏線回収あ…

2020/10/17

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「半沢直樹」ロスの今、大考察! フェアリー渡真利とタブレット福山の“気になる関係”とは?

『日曜劇場半沢直樹 公式ブック』(講談社:編/講談社)  最終回の世帯平均視聴率が32.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と、新シリーズもまた社会現象を巻き起こしたドラマ「半沢直樹」。個性的なキャラクターが今作の大ヒットに貢献したと思われるが、この記事ではそんなキャラたちについてもう少し考察を深めていこう。    まずは、及川光博が演じた、半沢の同僚で相棒・渡真利の“今後”について。9月6日に放送された特別番組「生放送!!半沢直樹の恩返し」では、渡真利というキャラについて及川は「主に半沢と電話してるか、一緒に飲んでるかで、アレクサのような使われ方をしている」「都市伝説では、半沢君にしか見えてない存在と言われている」「フェアリーなんじゃないか」と持論を展開して、スタジオの爆笑をさらっていた。    確かに渡真利は終始、業務そっちのけで相棒の半沢のために奔走していたかのように見える。しかしそんな渡真利に、ドラマ終盤では“別の相棒”ができていた。“タブレット男”こと、福山(山田純大)だ。

いつの間に!? フェアリー渡真利とタブレット福山の気になる関係

 …

2020/10/10

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銀翼のイカロス (文春文庫 い 64-8) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

半沢直樹シリーズ第4作目。遅ればせながら読み始めて、ようやく10年前まで追いついてきました。相変わらず痛快無比。4作目まで来ると、だんだんと敵役が強大になってくる。本作ではもう銀行の枠を遥かに越えてかなりの難敵。一時は半沢もここまでかというくらいまで、打つ手がなくなるほどに。ただこの手法を取っている限りは、読者は最後には半沢が勝利することを確信しているのであり、スリリングさは今一つないのだが。また、敵が次第に強く大きくなるのもやがて限度がやってきそうだ。この時点では、まだ大丈夫のようだが。⇒

2024/03/04

W-G

最初に読んだ時よりも面白く感じた。初読の時は半沢が窮地を脱するのが、議員の欠席というラッキーに拠っていたことがご都合主義に感じた。今回もその部分はやはり都合良く思えたが、債券放棄に関するやり合いが楽しく、読ませるだけのものはある。『ロスジェネ~』が派手さのある面白さだっただけに、全体を貫くトーンが暗めで、登場人物の平均年齢も高く、フレッシュな若者不在なことが目立ってしまったかもしれない。もう一、二作目のように、半沢自身が若手として暴れる、というだけでは物足りなくなってしまっているのかもしれない。

2019/11/23

Kazuko Ohta

コロナのせいで、テレビには半沢直樹がなかなか帰ってこないからせめて読む。いんや〜、やっぱり面白いなぁ。私にとって、シュッと読めるお手頃頁数は320頁ぐらいまでなのに、それを100頁上回ってもシュシュッと読めるのは、今なら中山七里かたまにはずれるけど東野圭吾、そして鉄板の池井戸潤。法律以前に守るべき人の道。まっとうな商売してなんぼ。ほんと、そう思うのに、どうして人は身の丈に合わない欲をかき、良いものは良い、悪いものは悪いと言えなくなってしまうのか。「徹底的にやる」と「倍返し」とどっちが怖いだろ。倍返し歓迎。

2020/05/08

ぱるぷ

★★★★ 半沢が航空会社の再建に挑む……いつも通り安定の面白さ‼︎ 今回中野渡さんカッコよすぎ‼︎ ロスジェネ、イカロスもドラマ化して欲しい‼︎

2017/09/18

ぷう蔵

いやいや、さすがだなぁ…池井戸氏。半沢シリーズ第4弾、これまたワクワク、ハラハラ、ぐんぐん楽しくページを捲らせていただいた。まあきっと負ける事はないだろうと、なんとなく分かっていて、そのとおり終わるのだが、期待外れでも、予想どおりでガッカリでもなく、しっかり楽しめる。こういうのって日本人が好む形なのかなぁ…。勧善懲悪、小さい正義が巨悪に立ち向かう。水戸黄門とか遠山の金さんとかと同じ、予想どおりの一件落着〜〜。池井戸作品はみんな読後感が良いですよね。スッキリ、ストンと落としてくれる。

2017/11/29

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