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にょにょにょっ記 (文春文庫 ほ 13-3)

にょにょにょっ記 (文春文庫 ほ 13-3)

にょにょにょっ記 (文春文庫 ほ 13-3)

作家
穂村弘
フジモトマサル
出版社
文藝春秋
発売日
2018-07-10
ISBN
9784167911065
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にょにょにょっ記 (文春文庫 ほ 13-3) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

日記スタイルで書かれた穂村弘の日常エッセイ。『にょっ記』、『にょにょっ記』に続くシリーズ第3弾。すると、これの続編は『にょにょにょにょっ記』で、さらにその先は『にょにょにょにょ…』?これって著者が書き続ける限り「にょにょ」は続くのか。書店の店頭で注文する時に困らないのだろうか。「あのう、にょにょにょ…記」。その時、穂村氏は書店の柱の陰に隠れてほくそ笑んでいるのだろうか。姑息だ!穂村弘。いっそ非常飢饉的毛毛蟲に喰われてしまえ。

2019/06/30

佐島楓

読み終えてしばらく考える。この作品は、穂村さんが歌論でおっしゃっていた短歌のつくりかたと似ていることに気づく。日常の中に異常をすべりこませるというような。つまり短歌的散文を書いてみようという狙いがあったのだろう。それですべて腑に落ちる。私は日記を書いて眠ろう。

2019/02/23

るぴん

単行本既読。このシリーズはいつ読んでも和むなぁ( ´ ▽ ` )。穂村さんの妄想力に、何度読んでも脱帽。アラビア数字の書き方、リカちゃんワールドについて、グリンピース、接吻の變遷、本命チョコの見分け方、うきうき…。読みながら何度もくすくすと笑った。シュウマイにグリンピースが乗っていた世界は 、秘密警察に記憶を消された世界!壮大な妄想に「おぉ‼︎」っとなった。もうこれ以上「にょ」が増えないのが、本当に残念。

2018/07/22

Kazuko Ohta

いろいろあってクサクサしているとき、あんまり長い話や重い話を読めそうになくて、またもやすがりたくなる穂村さん。今回は解説代わりのほかの人のにょっ記がないのが残念だけど、のっけからやっぱり笑ってしまう。改行による見事なオチ。凄いセンスだなぁ。なんでこんなにオモロイんだろう。国語のテストよりもあなたのほうがよほどシュール。森見さんを読むときにも思うことですが、「しゅぱっと」とか「みょんみょん」とかの擬態語に私は弱すぎる。好きすぎて、ニヤけた顔が元に戻らない。100ハイジぐらい、元気いただきました。ありがとう。

2018/09/05

★YUKA★

やっぱり好きです。この空気感。でも"にょ"シリーズ最終巻なのですね。"にょ"はもう増えない…が寂し過ぎます。 ロンロン口懐かしいな。

2018/10/23

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