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下衆の極み (文春文庫 は 3-54)

下衆の極み (文春文庫 は 3-54)

下衆の極み (文春文庫 は 3-54)

作家
林真理子
出版社
文藝春秋
発売日
2019-03-08
ISBN
9784167912482
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「下衆の極み (文春文庫 は 3-54)」のおすすめレビュー

ゲス不倫、SMAP解散、トランプ政権。あのお騒がせ事件を林真理子が語る!

『下衆の極み』(林真理子/文藝春秋)

 林真理子先生といえば、『西郷どん!』や『不機嫌な果実』、『ラブストーリーは突然に』など誰もが知る名著やドラマの原作を書いた人気作家。人間の感情のどろどろした部分まで描く奥行きのあるストーリーに定評のある林先生が『週刊文春』に書いているエッセイが文庫化された。

『下衆の極み』(文藝春秋)は、ゲス不倫、SMAP解散、トランプ当選などが世間を騒がせた頃の連載をまとめたもの。林先生独自の目線で話題の事件を語った内容は何とも痛快だ。

 林先生の文章にはいい子ぶった“忖度”は一切存在せず、Twitter、InstagramなどSNSが作る“トレンド”にも惑わされない。時には掲載誌である『週刊文春』ですら批判の対象になる。

 近頃は何を発言するにも“炎上”を気にして各方面に気を使う空気がある中で、林先生の歯に衣着せぬ物言いは新鮮に感じるし、気持ちがいい。

 ベッキーとゲスの極み乙女。の川谷絵音の不倫発覚を皮切りに、不倫をしている芸能人が一斉に吊るし上げられた“ゲス不倫”報道についても、世間の「不倫はよくない」「最低だ」という意見…

2019/4/27

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下衆の極み (文春文庫 は 3-54) / 感想・レビュー

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かいちゃん

まぁ女子会の中のお話、っていう感じでしょうか。お金持ちなので「ちょっとここらへんは僕の日常とは違うかも」というところもあるが嫌みがない。

2019/08/08

なるみ(旧Narumi)

ゲス不倫が話題になった2016年のセンテンス・スプリング連載をまとめた一冊。3年前の話題でも面白く読める不思議に感じ入りながらの読書でした。

2019/05/18

かおる

世間を騒がせた様々な出来事を林さんの感覚で読むと面白い。「SNSのせいで、人の心が本当に悪くなっている」

2019/08/18

ごへいもち

面白いのと嫌なのとギリギリ。読んだ後なんだか汚れたが付いた気が。もちろん私が清らかってわけじゃないんだけど

2022/09/12

Kana

久々のエッセイ。この真理子節がよくて読んでいる私もスッキリというかスカッとする。番外編の柴門ふみさんとの対談も面白かった。

2019/03/30

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