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発現 (文春文庫 あ 65-8)

発現 (文春文庫 あ 65-8)

発現 (文春文庫 あ 65-8)

作家
阿部智里
出版社
文藝春秋
発売日
2021-08-03
ISBN
9784167917340
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発現 (文春文庫 あ 65-8) / 感想・レビュー

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Akihiko @ VL

阿部智里さん8冊目の読了。"地獄を知らない者に、地獄は語れないのだ。" そう。私が知っているのは戦争そのものではない。ましてや軍平達の想像を絶する心内などは、決して推し量れるものですらない。敵国へ参じる。人を殺す。敗戦する。捕虜となる。帰国する。糾弾される。忌み嫌われる。これがどれだけ辛いことだろうか。『救国の英雄』だったはずの士官は、あろうことか『殺人者』の汚名を着せられることになる。名声を得るはおろか人としての名誉を失うことになった彼等を忘れることなど断じてならない。

2021/09/02

よっち

自殺した兄の事情を探る弟・省吾と、自殺した母と同じようにおかしくなった兄を危惧するさつき。平成と昭和、二つの時代で起こった不可解な事件が、不思議な縁で繋がってゆく物語。昭和40年に起きた自殺事件と、平成が終わろうかという時代に自殺した母と同じように狂ってゆく兄。2つのエピソードが交互に語られてゆく中、それぞれの調査で明らかになってゆく真相があって、思わぬところで繋がってゆく共通点があって。背負ったものは重いと感じつつも、それにきちんと向き合い付き合っていこうと決意した彼女たちには希望があったと思いました。

2021/09/04

ピロ麻呂

阿部智里さんと言えば「八咫烏シリーズ」やけど、本作はそれと全く違ったテイストのホラー小説😱ある家系に継承される「呪い」の原因を突き止めていく展開で、リアルだけど迫力はなく淡々と進む印象。結末も結局解決しないんかい?的な終わり方😅期待していただけにねぇ💦

2021/08/13

Junichi Yamaguchi

『ドウシテ』… 個人的には楽しめたが、締めがチョット… 少しホラー要素を含んだ作品。 あの有名なシリーズ以外の作品をこれからも出して欲しい。 もちろんシリーズも。。

2021/08/27

JKD

少女の死体と彼岸花に追いかけられるシーンが鮮明にイメージできる描写がリアルで恐い。後世に引き継がれるこの幻覚の正体が戦時中の悲惨なトラウマ体験であったという話はシンプルで分かりやすく物語として十分楽しめました。一方で戦場の武勇伝は果たして正義なのかという視点で考えるとやるせない気持ちがどんどん大きくなり、いろいろ考えさせられました。

2021/09/02

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