BKBショートショート小説集 電話をしてるふり (文春文庫)
BKBショートショート小説集 電話をしてるふり (文春文庫) / 感想・レビュー
H!deking
うーん、これは感想難しい。面白いのもいくつかあるにはあるけど微妙なのも多いですね。オチに引っ張られ過ぎな感じもしなくはないです。プロの作家さんが、時速200キロ出るバイクで100キロで巡航してるとすると、80キロしか出ないバイクで無理やり100キロで走ってる感じ。遊びがない、というか。まあ早い話途中で飽きました。何十本も載ってるので全部が全部面白い!っていうのはなかなか難しいとは思うけど、面白いのもあるだけに少し残念。書店に並んでいる以上はプロですからね。まあでも隙間でちょこっと読むにはちょうど良いです。
2023/06/12
マッちゃま
いつもの書店で本書を見つけた時とても吃驚しました。BKBって、こんなの書くんだ…ショートショートだし少し読んでみてメッチャ面白かったので即 購入でした。芸人さんだから面白いのか?芸人さんなのに面白いのか?まあ〜興味を持たれたら購入して損は無しのラインナップ。隙間時間にチビチビ読んでたから読了まで日が掛かりましたが、ホントに凝った作りだから慌てて読みたくなかったのもあります。表題作は「世にも奇妙な物語」でドラマ化されたそうで観たかったなぁ。比較的にハッピーエンド多め、時にはブラックも無いワケじゃない作品集。
2024/04/11
shun
2023年11冊目。少しペースを上げていこう。ピン芸人のBKBが書いたショートショート。所々、文章が拙い部分もありますが、アイディアの多さ、読みやすさ、オチの秀逸さ、クスッと笑える感じ、どれも良かったです。才能が溢れ出まくっている作品です。『楽に生きようとすると、なんだか心が疲れる』またショートショート出してほしい!
2023/05/06
Inzaghico
Noteでいくつか読んでいて、面白いじゃないか、と思っていた。今回、文庫化を期に50編一気読み。まさかという思い込みを利用した作品あり、ホラーかと思いきや親への切ない思いあふれる作品あり、ホラーかと思いきやコミカルな話あり、どれもひと捻りが効いている。実際のデータやレビューから着想した作品がいくつかあって、感心する。レビューなんて人間くさいものをどう作品に昇華させるのかと思えば、あらまあ、と思わず顔がほころぶし、客観的と思えるデータもちょいとアイロニーを効かせるとこうなるのね。
2023/04/22
あすか
芸風からは想像つかない短編集
2023/08/03
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