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花束は毒 (文春文庫 お 82-1)

花束は毒 (文春文庫 お 82-1)

花束は毒 (文春文庫 お 82-1)

作家
織守きょうや
出版社
文藝春秋
発売日
2024-01-04
ISBN
9784167921569
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花束は毒 (文春文庫 お 82-1) / 感想・レビュー

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かぷち

延々と登り続けるが頂きが見えない、ジリジリするような読書体験でした。脅迫されている友人を助けるために探偵と一緒に犯人の手掛かりを探すのだが、この捜査パートが長過ぎて盛り上がりにも欠けるし少々ダレてしまう。主人公も理屈屋で正直面倒臭い。だけど、頂きに達したあとの急滑降が中々に衝撃的で奈落の底に突き落とされた気分。そしてページを閉じてようやくタイトルの意味を反芻する、怖っ。毒にも色々あるけれどこの毒は致死的。ラストシーンは別作家の有名な作品を想起させて、かなり好み。

2024/02/18

セシルの夕陽

どんでん返し小説。わたくし、途中から見破ってしまった✌️ どんでん返しやミスリード作品をチョイスしていく内に、斜に構えスレた性格になってしまったのかしらん⁈と軽くショック😗 憧れていた元家庭教師の近所のお兄さん:真壁と偶然に再会した木瀬。真壁が結婚目前に脅されたいることを知り、木瀬は探偵に脅している人物の調査を依頼した。調べを進めると…。初読み作家は弁護士と兼業だそうで。通りで、木瀬や探偵:北見からの記述が、解説的で冗長。もう少しスッキリ文章、読者を信用してほしいところ。表題がネタバレのようにも感じた。

2024/03/05

坂城 弥生

怖かった…

2024/04/11

よっち

「結婚をやめろ」との手紙に怯える元医学生の真壁。彼を助けたい木瀬がかつて事件を解決してくれた探偵・北見理花に調査を依頼するミステリ。中学時代、探偵見習いを自称して生徒たちの依頼を請け負う少女だった理花。探偵への依頼を躊躇する真壁が脅迫者を追及できない理由、そして鍵を握る四年前の事件。新たな事実が判明するたびに印象がガラリと変わって、一方で消えないままの違和感が徐々にもうひとつの可能性に繋がっていって、恐ろしい真相を果たして伝えられるのかも気になりましたけど、このコンビの物語もまた読んでみたいと思いました。

2024/01/06

Shun

著者初読み。タイトル・装丁ともにイヤミスを彷彿とさせ期待していたものの、あっさりと読み進められる内容が少し残念でした。婚約者の元に届いた脅迫状が発端となり、依頼を受けた探偵が事件を深堀りしていくと暗い過去が明らかとなり恐ろしい真実が隠されていたという内容。読み易いのは長所だが、幾分重い話なだけに読み易すぎるというのが欠点に思えてきて残念ながら琴線に触れずに読了。私に合わなかっただけかもしれませんが。

2024/01/14

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