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それでも世界は回っている 3

それでも世界は回っている 3

それでも世界は回っている 3

作家
吉田篤弘
出版社
徳間書店
発売日
2024-02-28
ISBN
9784198657802
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それでも世界は回っている 3 / 感想・レビュー

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ともこ

「月とコーヒー」そして「それでも世界は回っている」の最終巻。章の番号が1から通しになっている!しかも各巻同じページ数で終わっている!などと細かいことに先ずニンマリ。「時間は大事なものを奪っていくが、悲しみや辛い気持ち苦しみも奪っていく。うまいことできている。」という叔父さんの言葉が絶妙。あちらに行ってしまった人を、ふと近くに感じることがある。オリオがベルダさんを、カナタがハルカを感じるように。最後のイラストの「終列車」がかわいい。しばしば浸りたくなる吉田篤弘さん。今回も心をニュートラルにすることができた。

2024/03/08

ジル

沢山のお守りのような言葉の中の一つ、「でも、俺は知ってる。人生ってのは道順を見きわめることじゃないんだ。道順とは別のところに自分の道を見つけることだ。な?じゃないと、道順に選ばれなかった道が浮かばれんだろう」たしかに、道に迷うことは不安ばかりが付き纏うけど、悪いことばかりでもないんだよな。迷ったからこそ出会えた人がいて、優しさに気付けたりもする。六番目のブルーの秘密へ向かう最後の迷路を突破した先に何があるのか・・・オリオとジャン叔父さんが続けてきた〈六番目のブルー〉を探す旅もこれにて完結。

2024/04/12

kurupira

平日金曜休みを取り、行き難い美術館へ電車で乗り継ぎながら読み終える。作中でエクストラの街を彷徨うあたりを読んでいたら、現実でも乗り継ぎを誤り元来た経由駅に戻ったときには驚いた。。時間の感覚、過去現在未来と連なっていて街を巡りまた戻る、開けている様で近所にある様な世界観が心地よい。最近チェーン店が目立つ街並みが増えているが、老舗な店は代替わりが上手く進んで長く続いて欲しいなあ。。

2024/03/08

bluelotus

★★★☆☆ 急に解決しだした感があった。やはりこのシリーズはまとめて読んだ方がその世界観にどっぷり浸れそう。

2024/04/26

jolly

あぁ終わってもうた。収拾がつかなくなるくらいに続けてくれてよかったのに。

2024/04/16

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