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僕の殺人 (徳間文庫 お 25-9)

僕の殺人 (徳間文庫 お 25-9)

僕の殺人 (徳間文庫 お 25-9)

作家
太田忠司
出版社
徳間書店
発売日
2017-03-03
ISBN
9784198942106
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僕の殺人 (徳間文庫 お 25-9) / 感想・レビュー

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森オサム

著者のデビュー作。講談社ノベルスでの初版で読んでるはずだが、あれから30年!か。中学生の少年の一人称で、事件が終わった後で書き留めた手記の体裁です。つまり、思いっ切り苦手な青春ミステリーでした。どんな話か忘れてたんだからしょうがないけど、読んでる間中辛かった。正直出て来る人物全員に共感出来ず、事件の真相にも興味を持てず、手に取った義務感だけで読み切った感じ。ただね、この後書き読んじゃったら、数時間で読んで文句言ってるのが申し訳無くなった。著者の人生を変えた作品、私以外の多くの方に楽しんで欲しい、ホントに。

2019/04/21

とろこ

28年前に発行された小説の復刻版。時代背景は全く異なるが、今読んでも面白い。5歳の時に、父は階段から転落して植物状態になり、母は自殺した主人公・裕司。彼は記憶を失い、叔父の元で、従姉妹と共に育てられていた。15歳になったある日、裕司の前に、「君は一体誰なんだ?」と問いかけるフリーライターが現れ…。「自分」を取り戻す為に、過去の記憶と、両親の事件の真相を探っていく内に、裕司は、残酷な真実を知ってしまう。…「君は一体誰なんだ?」もしかしたら、私の記憶も改ざんされたものかもしれない。私は本当に私なのだろうか。

2017/03/22

ノア

この本を読む前にレビューを見て、周りの反応はあまり良くなかったが読んで見ることにしたが個人的には好きな本だった。推理小説に慣れてないからかもしれないが、私のような初心者は十分楽しめるということだ。他の本も読んでみようと思った。

2018/07/09

ちょん

謎が謎を呼んで、物語に置いてけぼりにされたような感覚でお話が終わりました(笑) そこまでやるかー、ってくらい伏線引いてきたなぁ。 にしてもこの作者さんの振り幅は広いなぁ、今まで読んだ本のあれもこれも太田さん!すごいなぁ(*^^*)

2018/06/11

マッちゃま

著者のデビュー作品。随分と前から気にはなっていましたが、やっと読めました。タイトルと裏に書かれた粗筋から勝手な予想だけしちゃってイマイチ乗れずで後回しにしていました。あとがきにもあるように、いわゆる只の本格ミステリとして読み始めると、きっと肩透かしで終わってたんじゃないかと思います。途中まで勝手な予想感だけでしたが、ラストに来て今まで隠してきた部分が顔を出し「なるほど、そうきたのか」と納得でした。良い意味で若さと力強さを感じさせるミステリ。改めて、読めて良かったです。

2018/05/30

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