KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

マルチの子 (徳間文庫)

マルチの子 (徳間文庫)

マルチの子 (徳間文庫)

作家
西尾潤
出版社
徳間書店
発売日
2023-09-08
ISBN
9784198948870
amazonで購入する Kindle版を購入する

マルチの子 (徳間文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

H!deking

いやー待ちに待った文庫化!めっちゃおもろかったやん!知らんけど。俺も昔三回くらいセミナーとか勉強会みたいのに誘われて行ったけど、2秒くらい考えて断ったな~。知らんけど。その頃は自分的に満たされていたんだろうか。知らんけど。それにしてもセミナーの中身はまさにこの小説に出てくるような感じでしたね。知らんけど。マルチ商法に興味ある方はぜひ!知らんけど!

2023/09/25

mayu

そこに自分の居場所を見つけてしまったら最後。どんどんマルチの沼にハマっていく。根底にあるのは誰かに頼られる、褒められる事で得られる承認欲求だから止まらない!いつ堕ちていくのだろうかとハラハラしながら読んでいた。認められる為、実績の為に借金を重ねてマズイかもと思うけど見て見ぬふりをする姿に恐怖を感じる。良い家族がいるのにね、息を吐くように嘘をつく事はもはや才能なんだろうな。終わり方も秀逸。あとがきのマルチにハマる人の特徴は決して珍しいものでは無く、マルチはすぐ側に存在する事だと気づされる一冊。

2023/09/13

じゅむろりん

年末恒例ダ・ヴィンチで見つけ、まだ読んでないテーマなので挑戦。マルチ商法にハマる主人公真瑠子が、自己承認を得るためにのめり込んでいく。上のランクに上がるために多少の借金は付きもの。そんな真瑠子が突っ走った先にまつ事件は他人事ではない。マルチは犯罪ではない。そう自分に言い聞かせても冷静に周囲を見ると見えてくる自分の立場。そこに目をつぶる習癖のある真瑠子がちょっと嫌になった。あとがきにある「マルチにハマりやすい人の特徴」。自分に満足できていない人、自己評価の低い人、そして…。

2023/12/31

あゆみらい

「なぜマルチにはまり、堕ちていくのか。その秘密がわかった」島田裕巳。帯の言葉通りでした。「マルチにはまりやすい人のは1つ目の特徴は、自分に満足できていない人。今の仕事は自分のやりたいことじゃない。今の月給は自分の能力に見合っていない。そんな時マルチ商法の誘いはことさら魅力的に響く」主人公の女性もそれ程ぶっ飛んだ女性ではないのが、よりリアル。そして、皆頑張っている。マルチ、風俗斡旋、ポンジスキーム詐欺。めっちゃ稼げる話にのらないように。

2023/10/06

えりまき

2023(360)マルチ商法のお仕事小説。イマイチ入り込めず。自分が良いと思う商品を進めているのだけど、親切の押し売りにいなってしまい、次々に友達が去っていき、借金が増える一方で・・・暗い気持ちになりました。

2023/12/29

感想・レビューをもっと見る