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ひとりぼっちの動物園 (あかね文庫 A 3)

ひとりぼっちの動物園 (あかね文庫 A 3)

ひとりぼっちの動物園 (あかね文庫 A 3)

作家
灰谷健次郎
長新太
出版社
あかね書房
発売日
1987-03-01
ISBN
9784251100030
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ひとりぼっちの動物園 (あかね文庫 A 3) / 感想・レビュー

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いちろく

いじめが無くならない理由の一つが「いじめはダメと教えるから」というコトバを思い出しました。本当に伝えなければならない事は、「いじめは何故駄目なのか?」と。ダメ、といって禁止するのではなく、何故?と理解して貰う事。小学生の目線で色々な状況が描かれる、何故?。大切な事を理解して貰うには、ダメと線引し過ぎる事はダメなのかもしれない。もちろん、線引きをしなければならない事もあるけれど。他の方の意見を伺いながら、自分の理解を深めていきたい。

2016/12/25

Naomi

5つのお話が収められた短編集。 1つ目のお話「だれも知らない」の麻理子は、小さいときの病気がもとで、筋力がふつうの人の10分の1位しかない。毎日40分かけて200メートル歩く彼女が、自然と接する中で言った言葉が印象的だった。 「知れば友だちになれる」 まっすぐに生きている子どもたちに、大事なことを教えてもらえた。

2013/01/14

のん@絵本童話専門

昭和感満載の短編童話。今だったらありえない振る舞いや偏見、理不尽な言われ方など当然のようにあったけれど、それを仕方ないと受け止めていたり、粗忽で温かく今より寛容な部分もあったり。明確には書かれていないけど、哲学的なんだなあ。今の子にはポカーンな気がするけども時代の空気感が伝わってくる。

2024/01/28

Book Quest

あなたの知らないところに いろいろな人生がある。あなたの人生が かけがえのないように あなたの知らない人生も また かけがえがない。人を愛することということは 知らない人生を知るということだ。

2017/07/16

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