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死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々(1)(少年チャンピオン・コミックス・タップ! )

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死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々(1)(少年チャンピオン・コミックス・タップ! )

作家
阿部共実
出版社
秋田書店
発売日
2014-12-10
ISBN
9784253130691
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死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々(1)(少年チャンピオン・コミックス・タップ! ) / 感想・レビュー

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海猫

主に歪なコミュニケーションを描いた作品が多く、意図して作られたギクシャク感がなんとも不思議な読後感がある。各短編にバリエーションがあって面白いが欲を言えば「空が灰色だから」にあったシリアスで心を抉るようなのが一本ぐらい読みたかった。

2014/12/10

安南

『1/4黒ニーソメガネ児童液』の久本くんは統合失調症なのかもしれないし『お願いだから死んでくれ』の田所くんはアスペルガー症候群かもしれない。読んでいて、いたたまれない気持ちに。「好きで性格悪いわけないだろ」「死ね死ね」と叫ぶ田所くんに胸が詰まる。田所くんのお母さんが出てきたところでは思わず泣いてしまった。たった一つ二つの台詞に日頃の親子の愛情が伺える。他人なら、やな奴、変な奴で済むけど、親にしてみればどんなに切ないことだろう。ある人気作家が「戦争、病気、差別が一番笑えるネタ」と言っていたのを思い出した。

2014/12/26

傘緑

『空が灰色だから』の続編と言える、嫌がらせみたいな長いタイトル通りのネガティブでセンシティブな短編集。二人の女子高生の会話を描いた『深い悲しみ』 A「私は深い悲しみに沈んでいる」B「広い悲しみ、厚い悲しみだったりはしないのか?」A「強いて形容するなら高い悲しみだね。178cmの悲しみ」B「質量は?」A「60~70kgかね」B「色は?」A「普段は黒っぽいね。でも本当は白いんだよ」B「悲しみは暖かい?寒い?」A「温かいよ!ずっと触れていたいくらいだね」……B「まるでそいつは人間みたいな形をした悲しみなんだな」

2017/02/24

ナチュラ

阿部共実さんのマンガが大好きです。 素直でないところとか、ギャグっぽいけど、急に胸を締め付けられるところとかが。

2017/10/15

山口透析鉄

これも冒頭30ページくらいだけの試し読みです。 最初に出てくる兄弟のエピソードもそうでしょうが、思わぬところに着地するので油断ならないです。こういうのって誰かを真似する作風でもないでしょうし、やはり、持っている資質なのでしょうね。

2023/08/21

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