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暴力って、なに?(こども哲学)

暴力って、なに?(こども哲学)

暴力って、なに?(こども哲学)

作家
オスカー・ブルニフィエ
重松清
アンヌ・エムステージュ
西宮かおり
出版社
朝日出版社
発売日
2019-06-01
ISBN
9784255011226
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暴力って、なに?(こども哲学) / 感想・レビュー

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たまきら

肯定も否定もしない。そうだね、でもこんな考え方もあるよ。責めるわけでもない。ただ違う視点への思考を促す本にうなってしまった。今はこんな本があるんですね。シリーズなようなので、ぜひ他の題材を扱ったものも読んでみたい。

2019/08/02

遠い日

「こども哲学」シリーズ。暴力を6つの切り口から考える。問いかけに対する答えに、否定も肯定もせず、4つの提案をするスタイルで、読み手に徹底的に自分で考えさせるスタンスだ。日本版監修の重松清氏の巻末の短編が一番わかりやすいかもしれない。暴力、受けるのはもちろん嫌だけれど、例えば自分が発信している怒りの気配だって十分暴力に値すると思うと、いかに、きちんとことばにしていくか、ことばにするまでの思考を保つことなど、結構難しいなぁと思うのが本音です。

2020/11/08

Kyohei Matsumoto

暴力に振り回される、暴力を使う、いろんな問いがあるけれども、人は、仲良くなればなるほど人に制限を加えつつ、加えられつつ生きていくものだと思っている。「"関係に入る"ということは暴力を振るい振るわれる可能性に参入することである」。その按配は難しい。難しいということは誰にでもできるわけはないからとあきらめることではない。難しいということを前提に考え続けなければならない。このことをしっかり考えなければやはり人への優しさということの本質は見えてこない。暴力を考えることは優しさを問うことであると思う。

2021/10/05

しばちえみ

「暴力はなぜいけないの?」「暴力以外の解決方法ってないのかな?」「親がこどもに暴力ふるっていいの?」「おもちゃ買ってもらえなかったら暴れるの?」「イライラして落ち着いて考えることできないときだってあるよね?」と、1冊で100以上の問いかけが詰まっている本です。こどもと一緒に考えるのもすごく大事ですが、大人も読み応え抜群です。本書に出てくる数々の問に答えることができず勉強不足だと気付かされる一冊になっています。

2020/03/06

たくさん

YESかNOの2択で、そうでしょちがうの?が繰り返されていて、前提が深くない分内容としては物足りない、ちがう答えも自分で見つけられそうな設問。

2019/07/23

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