ななちゃんのたからもの
ななちゃんのたからもの / 感想・レビュー
紀梨香
私自身が本があれば何時間でも過ごせる子どもだったので、きくのちゃんの気持ちがとてもよくわかります。アメリカに住む祖母のななちゃんはロングヘアの粋な大人の女性。講演会でお話を伺ったるい先生にそっくりです。これから本が好きになるかもしれない子どもたちに読んでほしい作品です。
2024/01/06
遠い日
本さえあれば友だちなんかいなくても平気という小学2年生のきくのちゃん。アメリカにいるおばあちゃんの家に遊びに行って、得た新しい気づき。ななちゃん(おばあちゃんをみんなそう呼ぶ)がきくのに示してくれた新しい視点。自然と触れ合い、生き物たちと交わる中できくのに芽生えた気持ちは、ぐんぐん世界に色をつけていく。本のすばらしさはもちろんのこと、そこから派生するものの豊かさに気づいたからこそ。
2024/04/16
えびー
主人公は小学2年のきくの。アメリカに住むおばあちゃんの家に遊びに行く。森に囲まれ、動物たちと交流するうちに、「本のほかに、友だちなんて、いなくても、へいき。」という心境が変わっていく。引っ込み思案な子に。字が大きく全ページ挿絵で読みやすい。作者とお孫さんがモデル?
2023/11/10
moco
【6歳7か月】図書館新着棚より。表紙の見切れたうさぎが気になる娘の一言。「みみちゃん」
2023/12/03
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