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小手鞠るい

職業・肩書き
作家
ふりがな
こでまり・るい

「小手鞠るい」のおすすめ記事・レビュー

日本語にしか表現しえない「せつなさ」のたゆたう物語――最新刊『星ちりばめたる旗』小手鞠るいインタビュ-

日本語にしか表現しえない「せつなさ」のたゆたう物語――最新刊『星ちりばめたる旗』小手鞠るいインタビュ-

『星ちりばめたる旗』(ポプラ社)

――本作は、幹三郎と佳乃が語る過去と、2人の孫であるジュンコが語る現在が交錯しながら進んでいきます。ジュンコは、どのように生まれたんですか。

小手鞠るい(以下、小手鞠) 過去と未来を繋ぎ、物語を大きく引っ張っていく人物として、幹三郎と佳乃と同じくらい初期から思いついてはいましたね。けれど、当時の資料をひもときながら造形していった2人とちがって、日系三世にあたるジュンコは、生まれも育ちも現代に生きるアメリカ人。離婚してシングルマザーとして働く姿も含め、私の周囲にも多いタイプなので、わりと書きやすかったです。

――娘たちには完璧なアメリカ人であることを望んだ母の望みに反し、日本人になりたいと切望していたジュンコは、自分だけが母に愛されていないという葛藤を抱えます。2人の確執も、物語を読み進めるためのひとつの鍵ですね。

小手鞠 私自身が、母親からの無償の愛というものにやや懐疑的なところがあるんですよね。もちろん母というのは素晴らしい存在だと思いますが、すべての母がすべての子どもに無条件で愛を抱くのならば、虐待なんて起こるはず…

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日本人であることが罪になる時代――人種差別の歴史を描き、現在に警鐘をならす小手鞠るいの最新刊『星ちりばめたる旗』

日本人であることが罪になる時代――人種差別の歴史を描き、現在に警鐘をならす小手鞠るいの最新刊『星ちりばめたる旗』

『星ちりばめたる旗』(ポプラ社)

 「日本人であることが、罪になる」。そんな衝撃的な文句が帯を飾る本作『星ちりばめたる旗』(ポプラ社)は、1900年代にアメリカへわたった日本人移民・幹三郎と、その妻・佳乃(かの)が端をなす家族三世代の物語だ。まだ人種差別の根強かった時代、真珠湾攻撃によって日米関係に決定的な亀裂が入ったアメリカで、迫害を受けながらも家族はどう生き抜いていったのか。私たちの「今」に決して無関係ではない戦争と人種差別に、著者・小手鞠るいさんは何を想い本作を描いたのか。お話をうかがった。

■人種差別を受けながら、アメリカで生きるしかなかった夫婦の物語

――まずは、本作を書こうと思ったきっかけから教えていただけますか。

小手鞠るい(以下、小手鞠) 戦後の激動を描いた前作『アップルソング』に繋がるものを書きたいと思ったとき、編集者に「日本人移民をテーマにしてはどうか」と提案されたんですよ。確かに、中国系移民を描いた『ワイルド・スワン』や『ジョイ・ラック・クラブ』、アイリッシュ系を描いた『アンジェラの灰』などはあるけれど、日本人移民を描いた作品…

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注目の新刊 『美しい心臓』 ダ・ヴィンチ2013年8月号

注目の新刊 『美しい心臓』 ダ・ヴィンチ2013年8月号

願っていたのは、死だった。あの人が死ねば、死んでこの世からいなくなってしまえば。そう願うほど、好きだった。行き着く先は、行き止まり。未来のない恋に溺れ、狂おしいほどの切なさと欲望に囚われた“わたし”が最後に願うことは……。大人のための恋愛小説。

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注目の新刊 『九死一生』 ダ・ヴィンチ2013年4月号

注目の新刊 『九死一生』 ダ・ヴィンチ2013年4月号

愛猫を亡くし、深い悲しみから抜け出すことができないニューヨーク在住の冴子と悠紀夫。二人の人生の節目には、いつも猫との出会いがあった――。喪失と再生、そして愛というテーマをとことん掘り下げた著者の集大成的傑作。生きとし生けるものへの愛の物語。

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注目の新刊 『誰もいない』 ダ・ヴィンチ2013年1月号

注目の新刊 『誰もいない』 ダ・ヴィンチ2013年1月号

家族ある男を愛し、一緒に暮らしている杏子。そして、病身の妻を持つ男を待ち続けるみずき。愛に殉ずる過激な日々は、二人を静かに狂わせていく。そして、衝撃の結末が訪れて――。恋愛小説の名手が、道ならぬ恋に身をやつす女たちの孤独と強烈な官能を描く。

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注目の新刊 『空中都市』 ダ・ヴィンチ2012年4月号

注目の新刊 『空中都市』 ダ・ヴィンチ2012年4月号

旅先のニューヨークで母が姿を消し、15歳の晴海は戸惑う。「高校へ行かない」と言い張る自分への怒りの表明なのか? しかし晴海の胸には、高校に行きたくない理由があった。一方、母にも10代にまでさかのぼるある秘密が……。前向き度100パーセントの母と娘の物語。

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「小手鞠るい」の本・小説

瞳のなかの幸福

瞳のなかの幸福

作家
小手鞠るい
出版社
文藝春秋
発売日
2019-02-22
ISBN
9784163909783
作品情報を見る
働く女性に贈る27通の手紙

働く女性に贈る27通の手紙

作家
小手鞠るい
望月 衿子
出版社
産業編集センター
発売日
2018-09-13
ISBN
9784863111981
作品情報を見る
ある晴れた夏の朝

ある晴れた夏の朝

作家
小手鞠るい
タムラフキコ
出版社
偕成社
発売日
2018-07-13
ISBN
9784036432004
作品情報を見る
10分間の官能小説集 (講談社文庫)

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作家
石田衣良
睦月 影郎
小手鞠るい
南 綾子
阿部 牧郎
あさのあつこ
三田 完
岩井志麻子
前川麻子
勝目 梓
小説現代編集部
出版社
講談社
発売日
2012-06-15
ISBN
9784062772808
作品情報を見る
10分間の官能小説集3 (講談社文庫)

10分間の官能小説集3 (講談社文庫)

作家
内藤みか
南 綾子
小手鞠るい
乾 くるみ
草凪 優
坂東眞砂子
深志美由紀
前川麻子
睦月 影郎
団鬼六
小説現代
出版社
講談社
発売日
2014-09-12
ISBN
9784062778985
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([こ]1-2)ウッドストックの森の日々 (ポプラ文庫)

([こ]1-2)ウッドストックの森の日々 (ポプラ文庫)

作家
小手鞠るい
出版社
ポプラ社
発売日
2009-04-05
ISBN
9784591109144
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青春スポーツ小説アンソロジー ぼくらが走りつづける理由(ポプラ文庫ピュアフル ん-1-14)

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作家
あさのあつこ
五十嵐貴久
川島誠
小手鞠るい
須藤 靖貴
川西蘭
出版社
ポプラ社
発売日
2009-11-06
ISBN
9784591114414
作品情報を見る

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