読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

小手鞠るい

職業・肩書き
作家
ふりがな
こでまり・るい

プロフィール

最終更新 : 2019-11-18

1956年、岡山県生まれ。同志社大学の法学部を卒業。出版社や学習塾、書店などで勤務したのち、フリーライターに転身。働きながら詩の創作や小説の執筆を行い、新人賞などへの応募を続けた。実名の“川滝かおり”にて、1981年に「第7回 詩とメルヘン賞」の年間賞を受賞し詩人デビュー。1982年に処女詩集『愛する人にうたいたい』(サンリオ)が発売。1992年にアメリカのニューヨーク州に移住し結婚。1993年に『おとぎ話』で「第12回 海燕新人文学賞」を受賞し、小説家デビュー。1995年に受賞作を含む小説集『玉手箱』(ベネッセコーポレーション)が発売。1998年に、慣れないアメリカでの暮らしと猫について綴ったエッセイ『ノルウェーの森の猫 ―猫と暮らすアメリカ』(出窓社)が発売。

2004年発売の『欲しいのは、あなただけ』(新潮社)が、翌年「第12回 島清恋愛文学賞」を受賞。2006年発売の『エンキョリレンアイ』(世界文化社)が20万部を突破しベストセラーに。同作品と、2007年発売の『サンカクカンケイ』(世界文化社)、2008年発売の『レンアイケッコン』(世界文化社)は、恋愛小説三部作として親しまれる。2008年発売の絵本『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(絵:北見葉胡 講談社)が、翌年「ボローニャ国際児童図書賞」を受賞。2012年発売の『くろくまレストランのひみつ』(絵:土田義晴 金の星社)で始まる「森のとしょかんシリーズ」や、2016年発売の『いつも心の中に』(金の星社)など児童書も多数執筆。2014年発売の『アップルソング』(ポプラ社)が、2017年にNHKのラジオ第1にてラジオドラマ化。2014年よりWEBサイト「大人すはだ」にてコラム「NYの森からきれいに私生活」を連載。2015年にTwitter開設。

著作にはほかに『ウッドストック森の生活』(出窓社)、『あなたとわたしの物語』(徳間書店)、『愛を海に還して』(河出書房新社)、『空と海のであう場所』(ポプラ社)、『ふれていたい』(求龍堂)、『好き、だからこそ』(新潮社)、『恋するからだ』(徳間書店)、『Wish』(河出書房新社)、『愛しの猫プリン』(ポプラ社)、『九死一生』(小学館)、『いちばん近くて遠い』(PHP研究所)、『美しい心臓』(新潮社)、『君が笑えば』(中央公論新社)、『テルアビブの犬』(文藝春秋)、『星ちりばめたる旗』(ポプラ社)、『優しいライオン やなせたかし先生からの贈り物』(講談社)、『瞳のなかの幸福』(文藝春秋)、『空から森が降ってくる』(平凡社)など多数。

「小手鞠るい」のおすすめ記事・レビュー

日本語にしか表現しえない「せつなさ」のたゆたう物語――最新刊『星ちりばめたる旗』小手鞠るいインタビュ-

日本語にしか表現しえない「せつなさ」のたゆたう物語――最新刊『星ちりばめたる旗』小手鞠るいインタビュ-

『星ちりばめたる旗』(ポプラ社)

――本作は、幹三郎と佳乃が語る過去と、2人の孫であるジュンコが語る現在が交錯しながら進んでいきます。ジュンコは、どのように生まれたんですか。

小手鞠るい(以下、小手鞠) 過去と未来を繋ぎ、物語を大きく引っ張っていく人物として、幹三郎と佳乃と同じくらい初期から思いついてはいましたね。けれど、当時の資料をひもときながら造形していった2人とちがって、日系三世にあたるジュンコは、生まれも育ちも現代に生きるアメリカ人。離婚してシングルマザーとして働く姿も含め、私の周囲にも多いタイプなので、わりと書きやすかったです。

――娘たちには完璧なアメリカ人であることを望んだ母の望みに反し、日本人になりたいと切望していたジュンコは、自分だけが母に愛されていないという葛藤を抱えます。2人の確執も、物語を読み進めるためのひとつの鍵ですね。

小手鞠 私自身が、母親からの無償の愛というものにやや懐疑的なところがあるんですよね。もちろん母というのは素晴らしい存在だと思いますが、すべての母がすべての子どもに無条件で愛を抱くのならば、虐待なんて起こるはず…

全文を読む

日本人であることが罪になる時代――人種差別の歴史を描き、現在に警鐘をならす小手鞠るいの最新刊『星ちりばめたる旗』

日本人であることが罪になる時代――人種差別の歴史を描き、現在に警鐘をならす小手鞠るいの最新刊『星ちりばめたる旗』

『星ちりばめたる旗』(ポプラ社)

 「日本人であることが、罪になる」。そんな衝撃的な文句が帯を飾る本作『星ちりばめたる旗』(ポプラ社)は、1900年代にアメリカへわたった日本人移民・幹三郎と、その妻・佳乃(かの)が端をなす家族三世代の物語だ。まだ人種差別の根強かった時代、真珠湾攻撃によって日米関係に決定的な亀裂が入ったアメリカで、迫害を受けながらも家族はどう生き抜いていったのか。私たちの「今」に決して無関係ではない戦争と人種差別に、著者・小手鞠るいさんは何を想い本作を描いたのか。お話をうかがった。

■人種差別を受けながら、アメリカで生きるしかなかった夫婦の物語

――まずは、本作を書こうと思ったきっかけから教えていただけますか。

小手鞠るい(以下、小手鞠) 戦後の激動を描いた前作『アップルソング』に繋がるものを書きたいと思ったとき、編集者に「日本人移民をテーマにしてはどうか」と提案されたんですよ。確かに、中国系移民を描いた『ワイルド・スワン』や『ジョイ・ラック・クラブ』、アイリッシュ系を描いた『アンジェラの灰』などはあるけれど、日本人移民を描いた作品…

全文を読む

注目の新刊 『美しい心臓』 ダ・ヴィンチ2013年8月号

注目の新刊 『美しい心臓』 ダ・ヴィンチ2013年8月号

願っていたのは、死だった。あの人が死ねば、死んでこの世からいなくなってしまえば。そう願うほど、好きだった。行き着く先は、行き止まり。未来のない恋に溺れ、狂おしいほどの切なさと欲望に囚われた“わたし”が最後に願うことは……。大人のための恋愛小説。

全文を読む

注目の新刊 『九死一生』 ダ・ヴィンチ2013年4月号

注目の新刊 『九死一生』 ダ・ヴィンチ2013年4月号

愛猫を亡くし、深い悲しみから抜け出すことができないニューヨーク在住の冴子と悠紀夫。二人の人生の節目には、いつも猫との出会いがあった――。喪失と再生、そして愛というテーマをとことん掘り下げた著者の集大成的傑作。生きとし生けるものへの愛の物語。

全文を読む

注目の新刊 『誰もいない』 ダ・ヴィンチ2013年1月号

注目の新刊 『誰もいない』 ダ・ヴィンチ2013年1月号

家族ある男を愛し、一緒に暮らしている杏子。そして、病身の妻を持つ男を待ち続けるみずき。愛に殉ずる過激な日々は、二人を静かに狂わせていく。そして、衝撃の結末が訪れて――。恋愛小説の名手が、道ならぬ恋に身をやつす女たちの孤独と強烈な官能を描く。

全文を読む

注目の新刊 『空中都市』 ダ・ヴィンチ2012年4月号

注目の新刊 『空中都市』 ダ・ヴィンチ2012年4月号

旅先のニューヨークで母が姿を消し、15歳の晴海は戸惑う。「高校へ行かない」と言い張る自分への怒りの表明なのか? しかし晴海の胸には、高校に行きたくない理由があった。一方、母にも10代にまでさかのぼるある秘密が……。前向き度100パーセントの母と娘の物語。

全文を読む

「小手鞠るい」のおすすめ記事をもっと見る

「小手鞠るい」のレビュー・書評をもっと見る

「小手鞠るい」の本・小説

ラストは初めから決まっていた

ラストは初めから決まっていた

作家
小手鞠るい
出版社
ポプラ社
発売日
2021-01-08
ISBN
9784591168875
作品情報を見る
卒業旅行

卒業旅行

作家
小手鞠るい
出版社
偕成社
発売日
2020-11-11
ISBN
9784036432202
作品情報を見る
私たちの望むものは

私たちの望むものは

作家
小手鞠るい
出版社
河出書房新社
発売日
2020-03-16
ISBN
9784309028668
作品情報を見る
ある晴れた夏の朝

ある晴れた夏の朝

作家
小手鞠るい
タムラフキコ
出版社
偕成社
発売日
2018-07-13
ISBN
9784036432004
作品情報を見る
アップルソング

アップルソング

作家
小手鞠るい
出版社
ポプラ社
発売日
2014-05-12
ISBN
9784591140031
作品情報を見る
きみの声を聞かせて

きみの声を聞かせて

作家
小手鞠るい
出版社
偕成社
発売日
2016-10-19
ISBN
9784036431601
作品情報を見る
天使の子

天使の子

作家
小手鞠るい
出版社
河出書房新社
発売日
2014-01-22
ISBN
9784309022482
作品情報を見る
ガーデニングのシンプルな楽しみ

ガーデニングのシンプルな楽しみ

作家
スザンナ シートン
Susannah Seton
小手鞠るい
出版社
大和書房
発売日
0000-00-00
ISBN
9784479780786
作品情報を見る

「小手鞠るい」人気の作品ランキングをもっと見る

「小手鞠るい」の関連画像・写真

「小手鞠るい」の関連画像・写真をもっと見る