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夏葉と宇宙へ三週間 (21世紀空想科学小説 8)

夏葉と宇宙へ三週間 (21世紀空想科学小説 8)

夏葉と宇宙へ三週間 (21世紀空想科学小説 8)

作家
山本弘
すまき 俊悟
出版社
岩崎書店
発売日
2013-12-09
ISBN
9784265075089
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夏葉と宇宙へ三週間 (21世紀空想科学小説 8) / 感想・レビュー

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杏子

これは面白かった! 子ども向けとはいえ、しっかりSFの世界。UFOに乗せられて、未知の宇宙へ飛び立った夏葉と新の三週間のバケーション。ちょっぴりドキドキも味わえて、結末もそうくるのかー!と思わせられる。リドル・ストーリーと最初にあるのを忘れていて、最後のアレにええ!?っとなるのかもしれないが。それも楽しいかも。SFシリーズとしては、いいシリーズなのかも?他のも読んでみたい。そして出来たらいつか学校図書館にも入れたいな。ファンタジー優勢に待ったをかけられるかもよ!?

2015/07/04

詩 音像(utaotozo)

由緒正しきロリコン作家、山本弘による由緒正しきジュヴナイル。 少年少女の冒険行の間、ニンゲン(これをカタカナにしたのはグッドアイデア!)の幸せとニンゲンのあり方をメインテーマにロボットやAIとの関わり、個と社会の関わりまでをさりげなく説く良作。途中から、未知の天体や宇宙人の固有名詞がアナグラムになっているのに気付いたが、ネタ元を考えるのに物語から気が逸れてしまったw あと表紙絵が少々ネタバレ気味なのも気になるところ。

2014/02/17

翔亀

TRPGやゲームブック全盛の時からお世話になっている山本弘の新作が届いたので早速読んだ。山本弘の一貫して<人間への信頼>をテーマとする作風は、「C&Y地球最強姉妹キャンディ」など児童書とも相性が良い。本書もロボット三原則をちょっとひねって、ニンゲンを強制的に幸せにすることを使命にしたロボットといかに対決するかというアイデアが秀逸。まあ軽いスペースオペラだけど、心地よい読後感。気になるのは、ガルムイエ人のトイレは人類が誰も想像したことがない、恥ずかしいものだったというが、どんなんだろう???■88

2013/12/15

tomosaku

児童向けSF。始まりから終わりまで色んな要素が急展開で、普段の著者が書いているものとのギャップに驚く。自分が子供の頃読んでいたものは余り思い出せないけど、こうも削ぎ落とされていたかな。そんな中、過去作にも通じるSF描写が少々リアルで面白い。

2017/09/17

演習家康くん

まぁ、正調「山本」節って感じで。所々で出てくる細かい設定と最後は読者にお任せって感じ。でもこれは冒頭でも書いてましたからね。あっさりと読める一冊です。

2014/04/04

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