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潮新書 目の見えないアスリートの身体論 なぜ視覚なしでプレイできるのか

潮新書 目の見えないアスリートの身体論 なぜ視覚なしでプレイできるのか

潮新書 目の見えないアスリートの身体論 なぜ視覚なしでプレイできるのか

作家
伊藤亜紗
出版社
潮出版社
発売日
2016-08-25
ISBN
9784267020599
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リオの熱狂は続く! パラリンピック前に知る“障がい者スポーツ”の世界

『目の見えないアスリートの身体論』(伊藤亜紗/潮出版社)

 史上最多、日本が前大会を上回る41個のメダルを獲得したリオ五輪。毎日のように寝不足だったのも記憶に新しいが、リオデジャネイロの熱気はまださめやらない。今月8日からは、障がい者スポーツの世界的祭典・リオパラリンピックが開幕。22競技528種目、132人もの日本代表選手たちが活躍する。

 ところで、健常者にとっては当たり前のように行われるスポーツだが、障がい者にとってのスポーツとはどういったものだろうか。例えば、義足でトラックを踏むとどんな“感触”がするのか。健常者にとっては、その感覚は伝わりづらいものである。

 その疑問を解き明かすのが、書籍『目の見えないアスリートの身体論』(伊藤亜紗/潮出版社)だ。障がい者スポーツとは「『障がいがあってもできるスポーツ』ではなく、「障がいがあるからこそ出てくるからだの動きや戦略を追求する活動」と著者はいうが、本書にある、アスリートの証言を紹介していこう。

歩数ではなく“秒数”から何メートル動いたかを計算

 競技種目のひとつであるブラインドサッカーは、フットサルコ…

2016/9/7

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潮新書 目の見えないアスリートの身体論 なぜ視覚なしでプレイできるのか / 感想・レビュー

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けんとまん1007

前作に引き続き、いろんな気づきがある。制限された中だからこそ、かえって動きやすいということ。街中では、予想がつかないからこその危険性がある。なるほどと思う。そもそものスポーツとしての視点が異なることを踏まえて、障がい者スポーツ競技をみる必要がある。俯瞰、スイッチというのが、重要なキーワードで、これは、スポーツ全体にも通じることでもあり、日常の生活にも言えることだと思う。

2018/11/01

おさむ

伊藤さん2冊目は、パラアスリート達のインタビュー集。ブラインドサッカー、競泳、陸上競技、ゴールボール。それぞれの選手たちが何故視覚無しでプレイ出来るかを、健常者にわかるようにかみ砕いて紹介しています。皆悩みも抱えながらも、前向きで明るい事に驚きます。スポーツを通して培った自信の現れなんでしょうね。2020年パラリンピックを前に、あらゆる日本人の必読書ですね。

2019/10/24

百太

ふむふむ。障がい者スポーツの本となると、ついヒューマンドラマ的なものばかりの印象の中。これはよい!紹介してくれた読み友さん、ありがとーーーー!

2019/04/04

nbhd

人間ドラマばかりが取り沙汰されがちだけど、目の見えないアスリートたちは技術的にめっちゃすごい。競泳選手には、直進するためにロープに手やひじを当てて進路を確認する技術がある。それがすごい。ブラインドサッカーの足に吸い付くようなドリブルは、メッシさながら、「サッカーがハイレベルになるとブラインドサッカー化してくる」らしい。それがすごい。だから「障害をのりこえて云々かんぬん…(涙)」じゃない。そもそも、ゲームのルールが違うんだから。「障害はともにある!」という考え方。すっごーい、おっもしろそー!の連続でした。

2020/11/10

tom

著者の伊藤亜紗さん、たぶんかなり優秀なインタビューアだと思う。この本は、目の見えないアスリートからインタビューをしながら、彼らがどんなふうに空間を認識し、プレイしているのかを聞き出すもの。私にとって最も面白かったのは競泳選手の話。目が見えない=モデルとなる泳ぎ方が分からない。水の中の空間の配置が分かりにくい。合理的な泳ぎ方がつかめないから、体力で泳ぐことにした。クロールと背泳は、体をひねるから、すこぶる泳ぎにくい。なるほど。見えるというのは、こういうことかと思うところがいくつも。

2019/09/04

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