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「あいだ」の思想:セパレーションからリレーションへ

「あいだ」の思想:セパレーションからリレーションへ

「あいだ」の思想:セパレーションからリレーションへ

作家
高橋源一郎
辻信一
出版社
大月書店
発売日
2021-06-18
ISBN
9784272431052
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「あいだ」の思想:セパレーションからリレーションへ / 感想・レビュー

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田氏

思考マニアというか中毒者というか、そんなタッグで検討してきた「弱さ」「雑」に続いての、三部作完結編。「あいだ」という一語に、さまざまな思考が磁力のように吸い付けられていく。自他境界やら、AでもBでもない領域とか、AでもBでもあるスペクトラムとか。さまざまな「あいだ」を検討するうち、話は社会や文化における関係性としての「あいだ」に集約されていく。その盛り上がりはさすがの左派論客といった感。そういえばこの対談、一冊を通して良し悪しの価値評価がほとんど見られない。右も左も悪者探しの昨今からすると超然としている。

2021/07/18

amanon

「あいだ」という概念をキーワードにしながら、縦横無尽に語る二人。何かと短絡的に答えを求めがちな、昨今の風潮に対して、「ちょっと待ってください。もうちょっと踏みとどまって、じっくり考えてみましょうよ」というスタンスにはなかなかなりにくい。しかしそれでも、「待ってください」と言うべきかも。そんな気にさせられる。そして、これまで我々が自明のものとして受けとめてきた西洋的な思考が、決して普遍的なものでないという指摘は重要。その考え方を全て捨てるのではなく、その限界を見極め、東洋的思考の良い部分を取り入れるべきか。

2022/05/20

Go Extreme

さまざまな「あいだ」:「あいだ」の意味 文章に「あいだ」をつくる 時代の「あいだ」を生きた人たち 自由 「あいだ」を広げる2つの視点:自分の中に「あいだ」をつくる 空間の「あいだ」人々の「あいだ」 「あいだ」は愛だ:2人の提起を受けて 「あいだ」は愛だと言えるか 家族にも「あいだ」が必要 「あいだ」で読み解くコロナの時代:「不要不急」と「あいだ」 自分と他者の「あいだ」―わからなさに耐える 数学からほんの世界へ 「弱さ」×「雑」×「あいだ」:死者のことばは代弁できるのか 文学と雑音 「あいだ」と自由

2021/07/14

つまようじぃ

実は以前に挫折。久しぶりに本を開けて読んでみた。おもしろかった。でも最後部分は読み飛ばすことも…。前の本を読んでみたくなった。

2024/03/25

pippibato

あいだ。経済や効率を求めた結果失われつつあるその大切さについて考えさせられる一冊です😌

2023/08/21

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