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宗教の地政学 (MdN新書)

宗教の地政学 (MdN新書)

宗教の地政学 (MdN新書)

作家
島田裕巳
出版社
エムディエヌコーポレーション
発売日
2022-10-06
ISBN
9784295204381
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宗教の地政学 (MdN新書) / 感想・レビュー

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Nat

図書館本。今の世界の状況を理解するのに役立つ一冊。昨年の10月の出版なので、今のイスラエルについては直接関係ないが、ユダヤ教については触れられていたので、ガザの問題にも繋がる内容を含んでいた。世界第一位のキリスト教が徐々に衰退に向かい、イスラム教信者が益々増えていくのではないかという予想はどうなっていくのか。イスラム教の信仰がより強固に広がっていくと、世界の勢力地図の変遷にも関わっていくことだろう。今後の世界はどこに向かっていくのかと考えさせられる一冊だった。

2023/12/14

kazu4

なかなか読みごたえのある内容でした。 世界宗教の大筋がわかった気がしますし、ロシアのウクライナ侵略の背景に宗教が介在することも理解できました。

2022/12/05

オールド・ボリシェビク

ユダヤ、キリスト、イスラム、仏教をそれらの宗教が生まれた風土的背景などを交えながら語る。コンパクトながら、なかなかの読み応えがある。仏教がなぜ、発祥の地である印度では完全になくなってしまったのか。イスラム教はなぜ、世界宗教となり得たのか。こういう、歴史的背景を知ることは楽しいね。

2022/11/15

kaz

内容は非常に興味深く、宗教間の対立をどう考えれば良いか、今まで持っていなかった視座を与えてくれる。ただし、宗教、時代等が錯綜しているかのような構成で、しっかり心して読まないと、頭の中がショートしてしまう。図書館の内容紹介は『宗教はなぜ広がっていったのか。宗教は地理とどのように関係するのか。世界の5大宗教の歴史から、ロシア正教、神道、新宗教まで、宗教地図はどのように塗り替えられていったのかを具体的に読み解く』。

2023/08/16

Yoshihiro Yamamoto

B+「地政学」という言葉に反応して読んだが「比較宗教論」とした方がピッタリではないか?この内容をもってして「地政学」というのか?というのが読みながら始終気になったしまった。「布教」という視点から見れば、地政学なのかなぁ…。「イスラム教には聖職者がおらず、布教をする仕組みがない」という点は目から鱗。確かに、「イスラム教に改修すると税金が安くなる」というのは聞いたことがあるが…。ずっと気になっていたユダヤ教徒が行う「割礼」。「このハードルの高さがユダヤ教を民族宗教にとどめた」とあるが…確かに見たことがない。

2022/12/02

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