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剣持麗子のワンナイト推理

剣持麗子のワンナイト推理

剣持麗子のワンナイト推理

作家
新川帆立
出版社
宝島社
発売日
2022-04-08
ISBN
9784299028587
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剣持麗子のワンナイト推理 / 感想・レビュー

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starbro

新川 帆立は、全作読んでいる作家です。シリーズ三作目で、一部ドラマの原作になっています。 綾瀬はるか主演のドラマが終了する前に読めて良かったですが、どうしてもドラマのイメージ「篠田、行くわよ!」、食事シーン等が強く、原作は薄味過ぎます。 https://tkj.jp/book/?cd=TD028587

2022/06/17

夢追人009

弁護士・剣持麗子シリーズの2冊目は連作ミステリー短編集ですね。前作では脇役に徹していた麗子さんが真夜中に遭遇する怪事件の数々。帯には寝不足必至と書かれていますが、無理して真夜中に読まなくても日中に読み終えられますよ。でもそこはまあ勢いの宣伝ですね。麗子は第1作で殺された村山弁護士の民事の相談に乗る事になりますが、仕事の幅が増えて知識を吸収し成長できて良かったですね。最初は女王様みたいな傲慢な性格だったのが経験を積んで人間が丸くなったのは良い事ですが、でも彼女の魅力のふてぶてしい態度は残して欲しいですよね。

2022/08/29

たっくん

山田川村、津々井法律事務所、弁護士剣持麗子。亡くなった旧軽井沢の弁護士「暮らしの法律事務所」の顧客を引き継ぐが・・〇新宿区百人町の不動産屋の殺害事件。「信玄」を名のる被疑者に麗子は呼び出されて〇歌舞伎町ホストクラブ「信長」の刺殺事件、「光秀」が疑われるが〇麗子の先輩弁護士の急死。一度倒れた後蘇生、再び死亡した奇妙な状況だった〇認知症の老婆を家に送り届けた麗子は、首吊死体を発見するが、老婆は忽然と消える〇三隣亡の日に屋根張替え、近隣の家では不幸が続く・・麗子の見事な推理、助手黒丑益也は謎の人物、面白く読了。

2022/06/26

Kanonlicht

月9ドラマで予想外に第2回にして『元彼~』の話が完結したので、慌ててこちらを読んだ。タイトルが直球すぎるし、小さな事件がいくつか起きる、いかにもドラマのために書かれた本かと思いきや…。気になるのは、2作目との時系列。あれの裏でこれが進んでたのか。それはそれとして、巻を重ねるたびに人間くさい部分がどんどん出てくる主人公、最高。とくに傑作だったのは、事務所の運動会で、何かあるたびに「異議あり!」とルールブックを取り出す弁護士たち。著者も弁護士だけに、弁護士あるあるなのだろうか。

2022/04/23

bunmei

月9ドラマ化された、弁護士・剣持麗子を主人公にしたミステリー。1作目では剣持を、菜々緒のイメージで読んだが、「お金にならない仕事はしない」と言いながらも刑事事件に足を突っ込み、悪には屈しない正義感で立ち向かう男勝りな姿は、もう綾瀬はるかで定着。法律の専門家ならではの切り口で、エンタメ要素も加味したミステリーとして仕上げている。但し、篠田の登場がなかったのが残念。本作は5つの事件からなる連作。ホストの黒丑が、物語のキーパーソンとなり、これらの事件が、剣持麗子の名推理によって鮮やかに繫がりをみせていく。

2022/07/11

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