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女の国会

女の国会

女の国会

作家
新川帆立
出版社
幻冬舎
発売日
2024-04-17
ISBN
9784344042636
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女の国会 / 感想・レビュー

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ヒロ

政治の政界を女性の視点から見た話しで、ホントに沢山の気付きというか、そうだったんだとなる場面も多く、とても為になりました。そんな世界を渡り合っていく登場人物の各女性たちの力強さというか、さすがだなと思わされる場面も多く、最後はみんなを応援しながら読んでいました。政治の世界でのサスペンスだったのでその緊迫感もあってホントに沢山の要素で楽しませてもらえました。やっぱり新川帆立さんの作品はどれを読んでも面白いです。

2024/04/24

akiᵕ̈*

タイトルの通り、女性目線から見た政治模様が、お嬢と呼ばれる1人の女性議員の自殺を巡り、ライバル視されていた女性議員の高月が女性記者と周りの議員たちに探りをいれながらその真相を追っていくミステリを含み展開されている。完全な男社会で古い考えが残る政界は、女性だからと難癖をつけられ、女性が立ち回っていくのにどれ程の労力、忍耐が必要か、揺るぎない信念がないと簡単に潰されてしまう世界。ジェンダー問題を絡ませながら、己の権力の為にあざとい男共に立ち向かっていく女性の姿は潔く、これからの未来に必要な存在だ。

2024/04/18

Tatsuo Ohtaka

人気女性国会議員が自殺? ライバル女性議員が真相を知ろうと動きはじめるが、政治や派閥の力学などが複雑に絡み合って……。補欠選挙と派閥の離合集散の描き方がエンタメ度高し。真相は意外なところにあったが、それを腹に溜めこんで動くのが政治なのか。ふうむ。

2024/04/18

ドットジェピー

とても考えさせられました

2024/04/21

ぶんぶん

新川帆立さんの新作。今度は政治。 冒頭で「お嬢」と呼ばれてた女性議員が自殺。対立していた「憤慨おばさん」と呼ばれる女性議員がこの真相を調べに立ち上がる。 政治の世界はまだまだ男社会でこの中で女性議員が立ち回るには余計な苦労が色々とあるという事が描かれていると同時にどのような手法であっても結果を出すことが政治家であるという事も。 ラストで明かされる真相はそう来たかと思いつつも伏線はしっかり張られてたなぁ…と。

2024/04/21

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