小説 翔んで埼玉 (宝島社文庫)
小説 翔んで埼玉 (宝島社文庫) / 感想・レビュー
よっち
出身地・居住地によって激しい差別が行われる架空世界の日本。東京都区部の名門校・白鵬堂学院に麻実麗という男子学生が転入してくる映画ノベライズ。容姿端麗で都会的な物腰を身に着けた麗に学院の学生たちは魅了され、当初は反発していたものの、やがて麗を慕うようになってゆく生徒会長・白鵬堂百美。しかし麗が埼玉県出身の家政婦を庇ったことにより出自がバレてしまい、埼玉県民解放のための抵抗運動を始める展開で、わりと分かりやすく映画の内容に準じた内容になっていて、実施した世界埼玉化計画の行方はどうなったのか続刊が楽しみですね。
2023/11/21
み
脱力系ですね。2作目の映画のCMが気になり読みました。
2023/12/11
kenitirokikuti
来月、映画版の続編『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて』の公開である。で、前作のノベライズが今頃ノベライズ、のようだ。あとがきがわりに魔夜峰央せんせの漫画エッセイ6頁も描き下ろし。最近は映画『翔んで埼玉』が名刺がわりになった魔夜せんせ。ところで、『パタリロ』のTVアニメ視聴率は西高低東(関東8%、関西20%)、関西では再放送も多く、パタリロ認知度も西高低東であったと。続『埼玉』は関西が舞台なので、西での名刺になっておくれ、と。関西育ちなので、関東ではパタリロ再放送が多くなかったことをいま知った。
2023/10/14
naolog
図書館にて。仕事の都合で東京に半年、岡山に3ヶ月暮らした他はずっと埼玉県に住んでいるものの、映画を見そびれたので小説版を。なるほど埼玉の意識をなんとなーく表現していて微笑ましいですね。誇りとまでは言わないが、何か共通意識が醸成されているのだろう。
2024/02/01
栗山いなり
思わぬヒットとなった映画『翔んで埼玉』のノベライズ。笑える部分もあるにはあったが全体的にはなんじゃこれって感じの作品だった。そもそも埼玉って岡田麿里の出身地なんだから何も無いっていうのは違うんじゃ…と思ったがマリー自身出身地にはあんまり良い思い出ないみたいだからあながち間違いでもないのか?
2023/11/18
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