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神を創った男 大江匡房

神を創った男 大江匡房

神を創った男 大江匡房

作家
加門七海
出版社
笠間書院
発売日
2023-06-13
ISBN
9784305709868
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神を創った男 大江匡房 / 感想・レビュー

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KAZOO

加門さんによる大江匡房に関する伝記のようなものを期待していたのですが、かなりマニアックな本であるということが後半でわかりました。大江匡房は鎌倉時代の大江広元の祖先ということも理解できました。もう少し陰陽師関連の話が出てくると思いきや、「野馬台詩」という文書を解読するところはかなり難しく私も加門さんのファンであるのですが理解できたとは思えません。しばらくしたら再読してみようという感じです。

2023/10/14

中原れい

なかなか読みでがありました。今度はこの路線できたのね、と嬉しくなって、でも簡単には読めず(アホですから)筋はとてもスリリングで面白い事だけれど、図形が出てくるとなぜそうなるのかわからなくなりがちなのは『~魔法陣』のころから変わらない。ただ大発見したらしい時の興奮の表し方が洗練されたなあと美しく眺めることになる。いろいろ断片だけ知ってた事柄がつながる喜びは得ました^^

2023/06/23

Tatsuhito Matsuzaki

平安時代後期に「才智は人を過ぎ文章は他に勝る。まことに天下の明鏡なり」と称され「三帝の師」とも呼ばれる一方、政争に与せず心性は歪曲(ひねくれ者)と言われた男。 #小野篁 や #菅原道真、#吉備真備 をはじめ、大江匡房を表すための登場人物が過多で、しかも著者の歴史への造詣と妄想と知識の深遠さ故に(著者も序章で予見しているが)、話が脱線拡散し過ぎて収拾がつかない感は否めません。 さらに、『#野馬台詩』の解読をする終盤に至っては、……う~ん、もう降参です💧 #野馬台詩 #未来記 #江談抄 #江帥

2023/10/01

カイ(えり)

加門さんだったので購入。 最初は面白く読んでたけど、後半のパズルは良く分からないまま終わってしまった。

2023/09/16

coldsurgeon

大江匡房という平安中期の博覧強記の政治家の存在は知らなかった。しかし、読み進めれば、藤原氏から政敵とみなされながらも、栄達を遂げ、失脚することはなかった不思議さがにじむ。「神道」「絵馬」という言葉を初めて文に残した男でもある。自らの出自が、土師氏さらには出雲系であるということを考えながら、平安京の中で、立場を創り生き抜いたのだと思う。第三章「邪馬台詩」の解読の試みは、中途半端で、よく理解できなかった。

2023/06/19

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