KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

逢えない夜を、数えてみても

逢えない夜を、数えてみても

逢えない夜を、数えてみても

作家
甘糟りり子
出版社
河出書房新社
発売日
2013-11-25
ISBN
9784309022345
amazonで購入する

逢えない夜を、数えてみても / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ミカママ

タイトルで気になっていた作品。なんてこった、もう十年も前のものだったのか。手元に付箋があればペタペタ貼り付けただろう、恋愛の黄金律がそこここに散りばめられていた。他の方のレビューを読むと、①彩音が欲張りすぎて共感できない②渡辺へ惹かれる心理描写が希薄、などが目についたが、わたし自身も非常な欲張りであることと、恋に落ちるのに余計なト書きは要らない派なので共感しまくって読んでいた。ラスト…そうだねぇ、思えば伏線あっちこっちにあったよね。彩音の決断には最初ヒいたけど、時間を経てみればアリかなぁと思い始めている。

2023/08/11

yuyu

まさか、そんな結末が待ってるとは…絶句。揺れ動く女心を軸にした普通の恋愛小説かと思いきや、完全に裏切られた。結婚したいと思う彼・大樹がいながら、なぜか(本当になぜだろう)、年上の人・渡辺に惹かれしまう彩音。先が見えないからこそ、惹かれてしまうものなのか。ラストの衝撃的事件、そして、彩音の選択。私には理解出来ないけど、作品としてはよかった。

2018/12/20

きつねこ

なんだかなあ。ありがちな設定(実際はめったにないんだろうけど)。そうと知れてからがあまりにあっけなく、へ?そうなん??みたいな。どうせなら反対の人にすすんで欲しかった。昼のメロドラマ見ているような残念な気分です。しかも全くドキドキしないメロドラマ(笑)。

2015/06/13

おおちゃん

うーん。予想できない展開にびっくり。盛り上がりは最終章。単なる恋愛小説とは違ってました。女性主人公に共感できなかったものの、途中でやめる事もできず、ラストまで読んじゃいました。

2017/10/12

よしぱん

★4 いわゆる恋愛小説になるかな、でも穏やかじゃないラストが待っている一冊。アラサーのピアノ調律師・彩音は年下の大樹と交際中。そこにバブリーな中年男・渡辺が絡んできてわっちゃわっちゃ。言ってしまえば、そんなモテ女ではない彩音があっちこっちフラフラする話で、皆さんのレビューも非共感が多めw 物語としては面白かった。永遠が見えそで見えなくて、理屈より本能が勝ってしまって・・何だかんだこういう人多そうだけどなー。

2024/01/18

感想・レビューをもっと見る