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俺の残機を投下します

俺の残機を投下します

俺の残機を投下します

作家
山田悠介
出版社
河出書房新社
発売日
2020-07-14
ISBN
9784309028996
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「俺の残機を投下します」のおすすめレビュー

俺が死んでも「残機」が身代わりに!? 落ちぶれたプロゲーマーの再起を描く山田悠介最新作!

『俺の残機を投下します』(山田悠介/河出書房新社)

「残機」とは、ゲームにおける自機の残り数のこと。プレイヤーがミスをするたびに残機は減り、すべて使い果たせばゲームオーバー。戦闘機などの機体に限らず、マリオのような人間のキャラクターに対しても使われるゲーム用語だ。

 だが、『俺の残機を投下します』(山田悠介/河出書房新社)における「残機」は、ゲーム内のキャラクター残数を示すだけではない。作中の世界では、人間にもひとりにつき3体の残機がいて、事故や病気などで本体が命を落とすと残機のうちの1体が消えるという。これは、そんな残機と出会った男の物語だ。

 舞台は、eスポーツがオリンピック正式種目となった近未来。主人公の上山一輝は10代からプロゲーマーとして活躍してきたが、30歳を前にして成績不振に。妻子を置いて家を飛び出したものの、賞金も稼げずバイト生活を余儀なくされている。心もすさみ、周囲とトラブルを起こしてばかりの毎日だ。

 そんな一輝の前に現れたのが、彼と瓜二つの顔を持つシンヤ、リュウスケ、ダイゴの3人。聞けば、彼らは一輝の「残機」らしい。一輝が命を落とす…

2020/9/12

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俺の残機を投下します / 感想・レビュー

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starbro

山田 悠介は新作中心に読んでいる作家です。本書は、近未来eスポーツ残機ファンタジー、ベタですが、感動作でした。本書で、『残機』という言葉を憶えました。 優れた『残機』が存在していたら、人間はどんどん堕落するんでしょうね。 http://www.kawade.co.jp/zanki/

2020/07/31

主人公のクズっぷりが凄かった。途中から成長(?)し、話の展開も盛り上がりを見せてくる。このまま感動的に終わるかと思ったら、ゾッとする終わり方。久々の山田悠介、期待通り

2020/10/07

美紀ちゃん

山田悠介ひさしぶり。これは中学校の図書館に入れてもセーフなやつ。 私に残機がいたら、ひっそり入れ替わるのではなく、姉妹としてカミングアウトして堂々と一緒に暮らし、それぞれの個性を発揮して、生活できたら、楽しいと思った。 事情はどうあれ。 嫁はいい嫁だった。素晴らしい。

2020/08/19

如水

“プロ”ゲーマーを題材にした小説を読むのは始めてなんじゃないだろうか(ゲーマーの漫画、小説はあったとしても)?と思う位新しい御話しですね。表紙にまず惹き付けられます。ストーリー的には最初、主人公に💢を感じる人も多いかもしれませんが、本人が『もうゲームオーバーなんだよ』と言ってから本当の物語が始まる…見たいな?其処からの話があっっっつい‼️そして最後にちょっと主人公と共にゾッとします😅キーは『残機』ですね。残機とは何を表すのか?投下するのは必然?自然?少し未来(2030年)の物語は中々オツな一品です👍

2020/07/30

よっち

家族を捨てて世界一のプロゲーマーを目指すも最近は成績が振るわず徐々に心も荒んでいく一輝。そんな悩める一輝の前に自分に似た謎の三人組が現れる物語。うまく行かない状況に荒れ、周囲を見下した態度でトラブルを起こしがちな一輝には好感を抱く要素に乏しかったですが、自らの残機だという三人に出会い、最初は不審に思い避けていた彼らにも抱えている複雑な想いがあることを知り、少しずつ変わっていった彼がどん底から這い上がって家族との絆を取り戻し、eスポーツワールドカップ格ゲー部門に挑む姿にはなかなかぐっと来るものがありました。

2020/08/16

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