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ビューティフルからビューティフルへ

ビューティフルからビューティフルへ

ビューティフルからビューティフルへ

作家
日比野コレコ
出版社
河出書房新社
発売日
2022-11-16
ISBN
9784309030838
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ビューティフルからビューティフルへ / 感想・レビュー

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fwhd8325

独特のリズム感を持った文章だなと思いました。ピタリはまるときもあるけれどリズムに乗れないときは、しんどい。それでも新しい感覚につて行こうと一生懸命読みました。私の世代では中沢けいさん、少し後の世代では綿矢りささん。いくつになっても新しい感覚はワクワクさせてくれます。

2022/12/18

いっち

作者が18歳と聞くと、ああ若い感性で書かれた小説ね、と思ってしまう。よくない先入観。早計だった。言葉の引き出しが凄まじい。著者は受賞対談で、図書館で「家族四人分のカードを使って、八十冊分くらい借りていました」と言う。若い感性で書かれたのではなくて、膨大な読書量に裏付けされた感覚で書いてるんだと思った。現代の日本の好きな作家として、乗代さんだけ挙げるのに好感を持てる。すごいと思う人の書いた本は、意味を読み取りたいと思ってしまう。なぜ、「ビューティフルからビューティフルへ」なんだろう。わからない。面白かった。

2023/09/10

ミナミハハ

第59回文藝賞。王様のブランチで紹介していた。三人の高校生が、順番に自分の事を語っていく。上手く生きて行く為、普段学校や友人の前では空気を読んで行動している。その裏に、不安定な精神状態、絶望、リストカット等若さゆえの悩みが隠されている。言葉の選び方、表題、独特でした。

2022/12/18

ぽてち

うーん、衝撃的にわからん作品だった。高校3年生のナナ、静、ビルEの3人の視点で話は進む。とは言え、ただ彼ら3人の周囲で起こっているワイワイガヤガヤを書いているだけで、取り立ててストーリーらしきものはない。著者の日比野さんは2003年生まれだから、これを書いたときは彼ら3人と同じ状況だったのか。言語感覚はすごいなと思った。これまで読んだことのない比喩や擬音がわんさか出てくる。……純文学で、わけわかんなくて、言語感覚がすごいって、あの人やこの人もそうだったよな。この作家、将来やばいかも。第59回文藝賞受賞作。

2022/12/07

万葉語り

うーん、よくわからん。日本語なのに何を言いたいのかまるで入ってこない。Twitterとか、インスタとかやってないのでこの感覚についていけない。2023-48

2023/04/07

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