ころび切支丹(キリシタン): 遠藤周作初期エッセイ
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ころび切支丹(キリシタン): 遠藤周作初期エッセイ / 感想・レビュー
ネギっ子gen
【弱者に救いはあるか】カトリック者は、絶えず自分自身と闘わなければならない。著者が若き日に信仰と文学の軌跡を綴った、エッセイや評論を集成。本書の表題でもある『沈黙』刊行前の講演録も収録。その最後の方で、あのユダに言及している。<わたしがいつも聖書の中でひっかかってしまうのは、キリストが最後の晩餐のときに、ユダに「いけ、汝のなすところをなせ」と言っているところです。ユダが外へ出ると、「外は闇なりき」。闇というから孤独だったんですね。あれはとてもいい文章だ。外は闇なりきというユダの孤独がとても出ている>と。⇒
2023/11/08
bigdad
☆☆☆
2023/10/13
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