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アイスクリームの皇帝

アイスクリームの皇帝

アイスクリームの皇帝

作家
きたむらさとし
柴田元幸
出版社
河出書房新社
発売日
2014-10-20
ISBN
9784309206615
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アイスクリームの皇帝 / 感想・レビュー

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kanata

色んな人の英詩について、選者の柴田元幸が翻訳、きたむらさとしが絵画訳をそれぞれ担当するという企画。そのコラボは画面にも鮮やかで、興味そそられる一方、一筋縄ではいかない。翻訳の柴田氏をして「難しい」と言わしめるものばかりなのである。かみ砕いて理解するまで時間はかかるけど、惹かれるものもある。ナサニエル・ホーソーン【アメリカン・ノートブックス】の娘は別人になって帰ってきたかの疑念や、T・S・エリオット【猫に名前をつけるのは】の猫には3つの名前があるという猫の仕草から想像する観察眼には、ふむふむ。

2018/08/12

7petit

こんな贅沢な一冊、手元に置かないでどうする!と延滞を重ねて図書館に返却。書店での偶然の出会いを楽しみにしたい。

2015/11/22

zumi

ベスト日本語訳は、スチュアート・ダイベック「風の街」。ベスト絵画訳は、チャールズ・シミック「ミイラの呪い」。ショーン・タンの絵本やエドワード・ゴーリーのねじくれた文章(結局のところ柴田元幸訳ですが)が好きな人は是非。どのページをめくっても惚れ惚れする。

2014/11/22

sasa-kuma

「本当の翻訳の話をしよう」で、さらりと柴田氏が紹介していた本。気になったので、図書館で借りてきました。原文と柴田元幸氏の翻訳ときたむらさとし氏の絵でワンセット。きたむら氏も英語が堪能なので、ひとつの原文にふたつの翻訳という解釈が面白いなぁというのが、気になった理由。ルイス・キャロルに影響を与えたナンセンス詩人のエドワード・リアのページが好き。ゴーリーとの共著の絵本があるみたいなので、読んでみよう。

2019/08/24

okame

図書館本。世界の詩のアンソロジーだそうで、左ページに英語の原文、右ページに日本語訳という構成です。日本語訳のこのかんじ、どこかで読んだことあるなぁって思っていたら、柴田元幸さん、エドワード・ゴーリーの作品でも翻訳してましたね。きたむらさんの絵も詩によって、全く雰囲気が変わって面白かったです。

2014/12/02

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