ぐつぐつ、お鍋: おいしい文藝 (河出文庫 ん 5-5)
ぐつぐつ、お鍋: おいしい文藝 (河出文庫 ん 5-5) / 感想・レビュー
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昔、池波正太郎の作品に出てくる七輪で作る小鍋を煮ながらの一杯がいかにも風情があって憧れた。鍋というのは不思議なもので、冷蔵庫の残り物を利用した節約、省エネの一品にもなれば、具材に凝ればどこまでも高級な、手の込んだ品にもなりうる。守備範囲が広すぎるがゆえにエッセイ集としてはちょっと散漫な印象。あわよくば新しいレシピや変わった鍋も、と思ったけれど意外と王道の日本の鍋が多かった。柴崎友香さんが書いておられたけど、私もおでんを鍋のくくりに入れるのは違和感がある。
2024/01/08
星々
おいしい文藝シリーズは文庫化されてから全巻積読してあるけれど、これは季節的に今読まないと。 シンプルな湯豆腐、寄せ鍋、牡蠣鍋、すき焼き、フグ鍋、あんこう鍋、すっぽんなどなど。 読めば今晩はきっと鍋が食べたくなる。
2024/01/08
くろにゃんこ
お鍋に関するエッセイ37人。美味しいですよね~まだ寒いからせっせとお鍋にしたいと思います。かつて職場の飲み会でお鍋が出ると嫌だったなぁ、みんなの分を取り分けるとか本当に面倒でした💦
2024/03/10
ぜんこう
お鍋を食べる機会も減ったなぁ…家族バラバラというのも原因かもなぁ。 本書は題名の通り、鍋物に関するエッセイの寄せ鍋、否、寄せ集め。 その中で僕の期待通り岸本佐知子さんは異質でした…鍋物自体じゃなく行方不明になったアク取りの話…だから岸本さん好き(笑)
2024/02/23
陽ちゃん
お鍋にまつわるエッセイ集。今の季節にピッタリ!でした♪お腹が空いている時に読むのは危険ですが、読んでるだけでほっこり温まりました。
2023/12/09
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