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死について! 下: あらゆる年齢・職業の人たち63人が堰を切ったように語った。 (河出文庫)

死について! 下: あらゆる年齢・職業の人たち63人が堰を切ったように語った。 (河出文庫)

死について! 下: あらゆる年齢・職業の人たち63人が堰を切ったように語った。 (河出文庫)

作家
スタッズ ターケル
金原瑞人
野沢佳織
築地誠子
出版社
河出書房新社
発売日
2022-11-05
ISBN
9784309467665
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死について! 下: あらゆる年齢・職業の人たち63人が堰を切ったように語った。 (河出文庫) / 感想・レビュー

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こばまり

下巻は作家やショウビズ界に身を置く人など、顔ぶれに華やかさが増すが、話す内容の面白さは有名無名関係ない。子を失った親、葬儀屋、医療従事者の言葉が特に心に残った。本作に触れ昨年発刊の『東京の生活史』がますます読みたくなった。そろそろその時かもしれない。

2022/11/27

ぼっせぃー

『戦場は取り上げられてしまった。(略) そのために、インディアンの居留地では混乱が起こっている。 若者が、自分の能力を測る基準がなくなってしまったんだ。 諸部族は懸命に考え方を変えようとしている。教育を受けるべし、技術を身につけるべし。そうすることは、かつて戦場に赴いたのと同じ意味があるのだと。しかし、心の底では、同じではないとわかっている。それでもこの百年間、発想の転換をしようと努めてきた。長生きして家族のめんどうをみるのはとても重要なことで、戦で死ぬことに劣りはしないと、そう考えようとしてきたんだ。』

2023/04/21

日山日日

"ほくはユダヤ教もキリスト教も仏教も勉強しました。それから科学、とくに物理を。粒子、波動、エネルギー、質量、エネルギーと質量の等価性——そういったことすべてです。じつは、科学と仏教は仲良く共存していけるんじゃないかと思っています"p.269【メモ】『現代思想』2023年10月号 特集=スピリチュアリティの現在と照らし合わせたい。

2023/12/02

ミヤタミヤ

面白い。死生観が色んな人達の、色んな視点から、それぞれの言葉で伝えられるのが素晴らしい。 しんだらどうなるのか。一度は考える事。それまでをどう生きるのか。永遠の問。「こうだと思って生きている」と言う方たちは、殆どが70前後。そこまでいかなければ出ない答えなのかと思うし、結果まだ思っているだけなのも感慨深い。死について語ると、生についても語ることになる。それが大好きなんだと改めて考えさせられた。

2023/07/16

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