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拒食症・過食症を対人関係療法で治す

拒食症・過食症を対人関係療法で治す

拒食症・過食症を対人関係療法で治す

作家
水島広子
出版社
紀伊國屋書店
発売日
2007-10-01
ISBN
9784314010337
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拒食症・過食症を対人関係療法で治す / 感想・レビュー

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摂食障害に限らず、精神的に辛い状況を変えるためのヒントを授けてくれる一冊。家族や周囲の人が取るべき対応についても書かれている(いかに粘り強く継続していくか、についてもっと書いてあればなおよかったが...)。メンタル面の歯車が狂うのは一瞬で、でも元に戻していくことは本当に根気の要る作業だと改めて思った▼対人関係療法もゴールが見えづらいように思えるし、結局のところ「特効薬」はないんだなと。

2019/01/18

おさと

諸事情から再読。だいぶ元気になった&生き方が変わったからこそ見えてくる何かにたくさん気がついた。自分が病気、もしくは身近な人が病気、じゃないとなかなか手に取らないとは思うけれども、病気についても関わり方についても、またそれが起こる背景であるジェンダーの問題についてもわかりやすく書いてあるので、もし気になったらぜひ手にとってもらいたい一冊。

2016/06/25

きなこ

摂食障害になる理由はさまざまあって、これが全てではないのだろうけど、この本に書かれていることは、すごく納得してしまった。いろいろな人がこの病気について語っているのを見るけど、こんなに説得力あるのは見たことない。

2023/03/19

逆丸カツハ

ジェンダーの問題に触れていて、根本の問題は確かにそこだなぁと思った。対人関係療法の対話法はすごいし、日常生活に何らかの形で取り入れたいなと思うが、批判や問題点はあるのだろうか。

2021/05/11

ことは

摂食障害は難病指定された最も致死率の高い心の病の一つであり、もはや社会問題となっているにも関わらず未だ認知度は低く偏見も非常に多い。本書では摂食障害の原因について従来の間違った認識を否定し新しい観点から述べた上で、対人関係療法に基づいた実践的な解決策を提案している。しかしまだ課題の多い摂食障害治療。専門家は少なくどこの病院に行っても適切な治療が受けられないという声を多く耳にする。自分にはしっくりくる内容であったが、摂食障害の形は患者の数だけ存在するため万人に当てはまるわけでもない。難しい…

2016/10/05

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