KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

ぼくたちはきっとすごい大人になる (光文社文庫 あ 45-3)

ぼくたちはきっとすごい大人になる (光文社文庫 あ 45-3)

ぼくたちはきっとすごい大人になる (光文社文庫 あ 45-3)

作家
有吉玉青
出版社
光文社
発売日
2013-10-08
ISBN
9784334766368
amazonで購入する Kindle版を購入する

ぼくたちはきっとすごい大人になる (光文社文庫 あ 45-3) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

coco夏ko10角

6つのお話収録の短編集。いい作品ばかり。有吉玉青さん、大人主人公より子供主人公の作品の方が好きだな。特によかったのは『悪い友だち』と『シュルッセル』大人になる、ということ…

2016/05/11

かつやん

子供の心情を描いた複雑な思いを描いていて中々面白い。 「イン・ザ・ペイスメント」気付かない想いねー。 「悪い友達」こんな奴ら、いたいた笑 「一心同体」少女の憧れは同性にもあるんだなー。 「シッルセッル」先生に対する憧れ。 「ママンの恋人」不倫のなりの果て、犠牲は子供。 「ぼくたちはきっとすごい大人になる」なるほど、この短編が面白い。 この子達は、日本では変わった大人になるうけど有望かもね。

2018/10/25

katsubek

短篇集。どの作も、一つ一つ考えこませる。特に、最後にある表題作がいい。そう、大人は子どもを見くびってはならない。子どものころを思い出してみたい感覚がある。なかなかいいではないか!

2015/12/08

うめ

この本が読めて良かった。どのお話も瑞々しさに溢れていて、出てくる子がみんな愛おしくなる。10歳って、幼いようで、だけれども、限られた小さな世界の中できちんと色々考えてる。出来ることは少なくても、自分の気持ちを持て余しても、斜に構える事すら真剣で。大人になるという事は、汚れていく事。それもある意味真実だけれども、汚れてしまった魂でさえ、いつかはきっと愛おしくなるのだろう。人は良くも悪くも変わりゆく。あの頃みたいな真剣さや、新鮮な驚きは喪われてしまったかもしれないけれど、それでも変わりゆける自分を誇りに思う。

2015/08/11

suite

最後の男子3人のお話が好き。

2016/01/29

感想・レビューをもっと見る