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かいぶつのまち (光文社文庫 み 34-2)

かいぶつのまち (光文社文庫 み 34-2)

かいぶつのまち (光文社文庫 み 34-2)

作家
水生大海
出版社
光文社
発売日
2013-10-08
ISBN
9784334766375
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かいぶつのまち (光文社文庫 み 34-2) / 感想・レビュー

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セウテス

【羅針盤シリーズ】第2弾。本作は「少女たちの羅針盤」の続編であり、実は詳しい説明をすると、現在生きているメンバーから、前作で死ぬのは誰かが解ってしまう。ピンと来る読者には、犯人は誰かも気づいて仕舞うだろう。出来るだけ、順番通り読むべきだろう。前作から数年後、全国高校総文祭を舞台に、羅針盤の後輩橘高校の演劇部に黒い影がうごめく。演劇が好きな方は、この手に汗握る舞台の緊迫感に心を奪われるかも知れない。脚本「かいぶつのまち」とは何か、人の思いや疑いの強さから、人は自らかいぶつを育てて仕舞うのか。ラスト迄一気だ。

2022/05/05

ソラ

少女たちの羅針盤の続編。黒い人間心理を描くのが上手いのかなぁ

2014/03/21

Yu。

“羅針盤”の元メンバー 瑠美が手掛けた脚本で母校の演劇部がコンクールに出場する事となり、残りの元メンバーも集まるのだが、舞台前日になって多数の関係者が突然不調を訴えるという事件を皮切りに部内を覆う根深い感情が顕になる本格派学園ミステリー。。所属する劇団で矢面に立たされている劇団員 瑠美‥ 公私の“私”で問題を抱える脚本家 バタ‥ 次のステップをどうするかで悩む 女優 欄‥ と今やるべき事や人間関係、そして将来の不安に苛まれるという事は学生も大人もそう変わりはないんだな‥ 前作同様とてもよかった。。

2018/08/09

Yuka Saito

『少女たちの羅針盤』から数年経っての瑠美、バタ、蘭達のストーリー。瑠美の書いた『かいぶつのまち』という脚本が後輩達によって演じられる時、『かいぶつ』は静かにそしてエゴイスティックに動き始める…。正直、前作の方が『やられた』感は強かったですが今回は誰もが飼いならしているはずの『かいぶつ』の深さや黒さを書き切ったところに頭が下がりました。モノローグとストーリー展開で犯人は途中で見えるのですが、登場人物の『白く見えるけど、実は黒い』心情がどうなるのか、見届けるようにラストまで読みました。

2013/11/02

くろねこ

『少女たちの羅針盤』と同時に買ッたのについ積んどいたせいで、前作の内容はイマイチ覚えてない‥でも面白かッたのは覚えてる!! そして今回も好みだッた♪でも3人がその伝説の羅針盤メンバ-なんだよ、ッて最後に香西たちにバラしてほしかッたなァww まだ続くのかな‥続いて欲しい。。

2015/01/18

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