わたしはマララ 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女 (光文社未来ライブラリー Mユ 1-1)
わたしはマララ 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女 (光文社未来ライブラリー Mユ 1-1) / 感想・レビュー
ポルターガイスト
どのくらい共著者の手が入っているのかわからないが,基本的にマララ本人が書いていて,内容もおおむね現地の人間の共感が得られるものであるならば,間違いなく最年少ノーベル賞にふさわしい傑物の著書だと思う。未成年でこれが書けるのはバケモン。撃たれた少女としてでなく教育のために尽力した人間として記録されたいという彼女の心意気がずっと続けばいいなあと思います。個人的にはパシュトゥーン人をめぐるパキスタン・アフガニスタン情勢に疎く,気になっていたので,そこら辺を補強する地理歴史の本としても興味深く読めました。
2023/08/19
Ko
長い本だけど、日本の10代や若い人に読んで欲しい本。教育を受けるというあたりまえのことすら許されず、それどころか命を狙われるという世界があることに衝撃を受けた。私を含め日本人は周りにあるものを当たり前だと思いすぎているように感じる。このように他の国の実情が分かる本をもっと読んで知識を身につけたい。
2023/10/23
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