KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

奇縁七景 (光文社文庫 い 57-1)

奇縁七景 (光文社文庫 い 57-1)

奇縁七景 (光文社文庫 い 57-1)

作家
乾ルカ
出版社
光文社
発売日
2018-03-09
ISBN
9784334776169
amazonで購入する Kindle版を購入する

奇縁七景 (光文社文庫 い 57-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

mint-s

短編集7話。気持ち悪い描写、可哀想過ぎる主人公、不穏な空気....。私の苦手な感じなのに描写が上手いからか読むのをやめられない奇妙な体験をしてしまったよう。それにしても「報いの一矢」の石井くん、占いを信じなかっただけなのにその末路は悲惨過ぎて言葉もない。

2021/01/22

ココ(coco)

☆☆☆★乾ルカさん11冊目です。ホラ-有り、感動作有りのバラエティーに富んだ短編集でした。第1話【虫が好かない】では、いきなりタイトルどおりのグロイ虫のシ-ンの連続で、ずっとこんな感じかなと思いましたが、【夜の鶴】や【黒い瞳の内】は、打って変わって爽やかな感動が味わえた。この作家さんは、やめられないです。

2018/03/17

そら

ホラー系短編集。面白かったです!ストーリーはよくありがちな話だったけど、心理描写や会話などが細やかで、引き込まれました。犬の話はカットに呼ばれる目的が中盤で分かっちゃった😁。乾さんの本は3冊目だけど、結構好みかも。他の本も読んでいきます。

2022/05/12

きっしぃ

7つの言葉から生まれた7つの物語。虫が好かない、目に入れても、報いの一矢、夜の鶴、只より高いもの、黒い瞳の内、岡目八目。ブラックなオチがあったり、感動のラストがあったりと、バラエティーに富んだ一冊でした。最後の話で、登場人物たちがさりげなく集まるのも、良かった。夜の鶴と岡目八目は、どんな意味だったっけな…と、読了後に調べつつ。日本語って本当に奥が深い。

2019/10/24

タルシル📖ヨムノスキー

この短編集を読みながら、乾ルカさんという作家さんは本当に多才だなぁと。前半の3編〝虫が好かない〟〝目に入れても〟〝報いの一矢〟は何というか、初期の「世にも奇妙な物語」的な感じでしょうか。第3話までだとホラー系短編集の色合いが強いですが、4話目の〝夜の鶴〟6話目の〝黒い瞳の内〟はグッとくるいい話。5話目の〝只より高いもの〟は、ちょっとその方面には明るくないのでなかなか理解できず二度読みしてしまいました。…で最終話の〝岡目八目〟でそれまで登場したエピソードや人物がちらほら。結局あの骨は誰のものなんだろうか?

2024/01/15

感想・レビューをもっと見る