刀と算盤 (光文社文庫)
刀と算盤 (光文社文庫) / 感想・レビュー
nishiyan
宝暦・天明期の江戸を舞台に『馬律流』の武術道場を根城に経営指南を生業とする一瀬唯力が道場主の新右衛門ら仲間たちと知恵と勇気を絞って活躍する時代小説。米屋の信介からの依頼に端を発した事件を軸に唯力と新右衛門らによる回想が挟まれ、大団円を迎える構成。田沼時代らしい浮ついた世相を背景とするが、そこからこぼれてしまった登場人物たちの悲喜こもごもがコミカルに描かれている。唯力だけだったコンサル業だが仲間が増えることで厚みが増し、より良い解決へと向かっていく様は爽快かつ心温まるもので、彼らのその後が気になった。
2022/05/16
とくま
〇「心にもないことを言う時には、驚くほどに心が軋む」
2022/07/11
Minamo
一瀬唯力の経営指南。 江戸の街の経営コンサルタント。 どうしたら家計が上向きになるか。。
2023/12/10
きょうちゃん
どこかで読んだような気がする。。
2022/05/12
とうえい
いい話だったなぁ。
2024/03/18
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