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南紀殺人事件

南紀殺人事件

南紀殺人事件

作家
内田康夫
出版社
光文社
発売日
2021-03-24
ISBN
9784334913915
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南紀殺人事件 / 感想・レビュー

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中玉ケビン砂糖

著者没後の特装版ということで手に取ってみたが、コンセプチュアル、かつ異様に奇怪。(リゾート地のド定番といえば南紀白浜と言われていた頃)まとまった休みの取れた中年夫婦が慰労も兼ねて和歌山まで足を延ばすとそこで……と言うと「浅見光彦シリーズ」のようなトラベルミステリなのかなと思うがさにあらず。感覚的に表せば「重い」「濃い」「幻想的」といった感。大学生たちが「補陀落渡海」伝承を検証する最中での殺人。太地町では、捕鯨の是非と重なり合うように神出鬼没する、昔死んだはずの人間。安珍・清姫伝説の残る集落での怪奇現象。

2021/12/03

ミーママ

図書館の本📚 浅見光彦ではなく、大学教授の夫婦が関わって解決するストーリーだった‼️ さっと読めた‼️ 2021-92

2021/08/05

ポチ

後に手が加えられ浅見光彦シリーズの長編作として発表された作品。浅見光彦は登場しなかったが、好きだったシリーズなので懐かしさを感じながら読了。

2021/05/03

わさび

幽玄な雰囲気とどこか懐かしい感じがするストーリーの連作短編集。大学教授が図らずも事件の謎を解くけれど、犯人を捕まえるのではなく寄り添い、諭すような様子の終わりかたが好みだった。彼らはこれからどうするのか?と自分なりに想像するのも良しかなと。

2021/12/16

ぽんだま

読んだことがあるなあと思ったら前にでた本の本当の原作だった。内容も書き方もさすが。光彦目線じゃないのも新しい。惜しい作者が亡くなったなあ。

2021/06/03

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