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自分流 ~光る個性の道を行く

自分流 ~光る個性の道を行く

自分流 ~光る個性の道を行く

作家
辻仁成
出版社
光文社
発売日
2023-03-23
ISBN
9784334953683
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自分流 ~光る個性の道を行く / 感想・レビュー

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tetsubun1000mg

辻氏の本は全く読んだことはなかったが、シングルファーザーとしてパリで生活している日常を描いたエッセイ「パリの空の下で、息子とぼくの3000日」が大変面白くて最新エッセイを選ぶ。 前作で息子の気持ちを尊重して、その選択を受け入れる姿勢が素晴らしいと思っていたが、それは「自分流」の考え方が元に会ったことが分かってきた。 小学校時代から人との違いに気が付いていて、自分の判断にしたがってミュージシャン、作家、映画監督などとして生きてきた辻氏の考えは一貫している。 「自分の人生は自分で決めてしゃぶりつくせ」。

2023/06/27

kaoriction@感想は気まぐれに

テキトーに真剣に生きよう! ハッピーさんを探すのもいいが、自分が誰かのハッピーさんになる人生を送ってみたい、などと思う。若者向けに書かれた本書なのだろうが、オバちゃんにも十分響く言葉の花束だった。自己啓発系なのは否めないし、繰り返され、使い古された言葉も多かったが、人はそういうものが必要な時がある。自分の立ち位置を確認するため、遠くではなく、いまこの時を生きるため。「一度しかない人生をしゃぶり尽くして生きる」。しゃぶり尽くす… 新鮮だ。そうだ、ガンガンぶっ飛ばしていこう!元気を充電できた。はい、次!

2023/04/19

カタコッタ

テレビで見た角野栄子先生との対談がとても面白くて読みました。対談の語り口そのままの文章が心地良く多才な著者の感覚が良い感じに響いてきました。海外での生活も私には何故フランス?と思っていたのですが創造力を掻き立てる国、人間性の違いが良いのでしょう。何処に暮らしていても創作出来ますもの。気になる人が増えました。

2024/01/20

たっきー

閉塞感のある今の時代の生き方指南本。巻頭のメッセージから若い人に向けての発信という印象。「死ぬ気でやるのじゃなく、生きる気でやれ」、「必要以上に頑張りすぎない、心に余計な負担を与えない」、「世界を狭めず、しかし、人生は広げすぎない」、「経験というものが積み重なっていき、コツコツまじめにやっていれば、いつかなにがしかのチャンスが訪れる」、「自分に期待するのをやめる。あきらめるのじゃない、無理をしない、ということである。〜自分をもっと好きになり、自分のよさを最大限に発揮できればいいのである」。

2023/06/25

bluelotus

★★☆☆☆ 辻さんのダイアリーを読んでいると気持ちの乱高下が激しくて読んでいて疲れてくるのだが、この本もそんな辻さんを知っているからこそどこか信憑性が欠けるように感じられてしまった。ただ、終わりの方にあるフランス人の考え方はなかなか興味深かった。

2023/06/05

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