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ソルトマーシュの殺人 (世界探偵小説全集)

ソルトマーシュの殺人 (世界探偵小説全集)

ソルトマーシュの殺人 (世界探偵小説全集)

作家
グラディス ミッチェル
Gladys Mitchell
宮脇孝雄
出版社
国書刊行会
発売日
2002-07-01
ISBN
9784336041586
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ソルトマーシュの殺人 (世界探偵小説全集) / 感想・レビュー

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timeturner

怪鳥のような笑い声をたてる老女性心理学者、ミセス・ブラッドリーの強烈な個性にノックアウトされた。ちょっとおつむが足りない「ぼく」の語りが誘う笑いにはクリスピンに通じるものを感じる。

2013/04/15

カーゾン

M:合わない人には拒否反応されるミッチェルの作品で「トム・ブラウンの死体」以来の訳出でしたが、私は楽しく読了。ユーモアは日本人の笑いのツボとは違うかな? でも謎解きは思ったよりしっかりしてるじゃん、と感じました。

2004/05/06

guriko

66作品もあるシリーズの第4作。どうやらこのシリーズは、序盤は割と普通のミステリ寄りなのだが、後の作品になるにつれ段々と英国ファルス派という名のミステリの皮を被った何かになる。「全員悪人」という映画のキャッチコピーがあったが、このシリーズは「全員奇人変人」

2020/10/01

nightowl

"こんなに醜聞ばかり集めていていいのだろうか。おそらく田舎暮らしがそうさせるのだ。ま、いいか!"ひょんなきっかけで村にお呼ばれされたブラッドリー。若い娘の予期せぬ妊娠・出産を始まりとして、村祭りの前後で湧いて出た事件の数々。はてさて真相は?伝え方が違うだけで、正気も狂気も変わらないと皆川博子作品同様言われている気分に。137頁から141頁までの道徳談義を読んで性に合うようであれば手に取ってほしい。謎解きは意外ときっちり古典本格していてにやり。手帳のページからは、火種を自ら撒くタイプのようで(P.309)…

2017/03/23

tomo6980

やっぱりミステリは1週間もかけて読むものじゃないな。忘れている部分があって謎解きを消化し切れなかった。犯人は意外だったけども、これは自分の偏見のせい。まったくあさっての人物を疑っていた。動物のあだ名が伏線になっているかと思っていた。

2015/08/28

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