KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

はるかな空の東: クリスタライアの伝説 (新こみね創作児童文学)

はるかな空の東: クリスタライアの伝説 (新こみね創作児童文学)

はるかな空の東: クリスタライアの伝説 (新こみね創作児童文学)

作家
村山早紀
出版社
小峰書店
発売日
1997-01-01
ISBN
9784338107082
amazonで購入する

はるかな空の東: クリスタライアの伝説 (新こみね創作児童文学) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ぽろん

児童書の王道という感じ。音楽で邪神をやっつけるのも素敵。本当は自分が異世界のお姫様だったらなんて空想、夢見る女の子なら一度は思い描くだろう。そんな夢見る少女に戻って、わくわくしながら、優しい気持ちで読み終えました。村山さんが描かれた挿し絵もどこか懐かしく愉しかった。

2017/06/04

coco

「ルリユール」のあとがきを読んで、図書館で借りてみた。作絵は村山早紀さんご本人。大怪我をした前の記憶がない少女が主人公のファンタジー。歌や音楽が風に乗って人を癒していく様にこちらも癒される。主人公を取り巻く人たちもそれぞれ色々な想いを抱えていて、悪役も単純な悪ではないからこそ物語に引き込まれたような気がする。ラスト、色々なことを乗り越え、これから続いていく旅を想うと胸にぐっと来るものがある。素敵な物語でした。

2014/03/14

まきこ.M

伝説から始まり、読み進めると魔術師や吟遊詩人、精霊、歌姫や賢者などファンタジー好きには堪らない作品。カバー内側にナル達が旅した、東の大陸、北部の地図が載っている所にわくわくしました。哀しい過去をそれぞれ抱えながらも、それを感じさせないナルやハヤミの二人の姿を追っていくのは楽しく、時に切ないところもありました。紋章の歌い手達が歌うシーンが好きです。悪役である魔術師の重たい運命に翻弄される彼女の心情も考えてしまいました。深い青と淡い紫が混じった天鵞絨のような世界が織りなす作品。読んだ後の余韻がじわりときます。

2014/08/26

mayuri(Toli)

私が好きなのは異世界で主人公の少女ナルを導いた歌姫、サーヤ・クリスタライア。いい人なんだけど、いい人で終わらない心の弱さや暗さがあって、とても好感が持てました。 異世界の魔術師なのに、現代社会のテレビゲームが好きなハヤミさんも素敵ですね。ユリアやサフィアも好き。 ただ、テレビゲームが比喩によく使われるのは、時代を感じます。 でも、今読んでも時代を超えて面白い一冊だと思います。読んでみるとほとんどの登場人物が女性なので、女の子向きのお話かも。物語が好きな全ての女の子は、きっと楽しめるお話だと思いました。

2012/08/05

小梅さん。

文庫を読む前にまずはこちらを。 ハードカバーの重さがなんだか心地いい。 ハヤミもナルも、サーヤも、魔術師のみんなも、なんて魅力的。 邪神の恐ろしい企みに立ち向かうみんな。 トーヤの心映えや覚悟も美しい。 音楽の力も心をうつ。 さぁ、次は文庫版で楽しもう。

2017/05/16

感想・レビューをもっと見る